南山大学

 

刊行物

年報人類学研究

2010年度から査読付きで外部からの投稿の可能な、人類学の学術雑誌を年一冊刊行いたします。文化人類学や考古学をはじめ関連分野の論文を募集し、総合的な人類学の学術雑誌を目指します。詳しくは下記規程をご覧ください。なお年報発刊後に訂正があった場合は本ウエブのPDF版に最新バージョンが反映されています。

研究論集

3年単位で行われる研究所主催の共同研究の成果報告、および必要に応じて所員が研究成果を発表するために不定期的に発行される論集。

人類学研究所叢書

1.「伝統宗教と民間信仰」 白鳥芳郎・山田隆治編(1982)

¥2,500

序言 白鳥芳郎
総論 山田隆治
スマトラ・アチェ社会の伝統的宗教行事と回教歴 倉田 勇
傜族の祖先墓修復儀礼とその祈祷書"安坆墓書"
――傜族の宗教と中国民間道教の影響――
白鳥芳郎
タイ農民の世界観について
――死と再生の観念を手がかりとして――
森部 一
仏陀の食べものと農民の仏陀観
――スリランカ Wet Zone シンハラ農村の場合――
大岩 碩
神・プリースト・人間――〈ボリューション〉再考 杉本良男
シヴァ神の統合機能 山田隆治
English Summaries  
第一期研究活動経過  

2.「宗教的統合の諸相」 白鳥芳郎・倉田勇編(1985)

¥2,500

序言 白鳥芳郎
総論 倉田 勇
西アフリカのイスラム受容の一側面
――マンデ系諸民族におけるイスラム教徒の非軍事的傾向をめぐって
坂井信三
ヒンズー教における女神観 山田隆治
スリランカ 農民の仏陀観 大岩 碩
キャンディ・ベラヘラ祭とワリヤク祭祀 杉本良男
タイにおける僧院の相対的自律性と国家の統合 森部 一
シンガポールにおける童乩(Tang-ki)の治病儀礼について 佐々木宏幹
スールー社会の宗教とアイデンティティ
――神観念の分析に基づいて――
三浦太郎
ジャワ社会のライフ・サイクル――生誕から成人まで―― 倉田 勇
Summaries  
第二期研究活動  

3.「伝統宗教と社会・政治的統合」 白鳥芳郎・杉本良男編(1988)

品切れ

序言 白鳥芳郎
総論 杉本良男
〈第1部 統合の基盤と構造〉  
イデオロギーとしてのカースト制度
――部族社会の分析から――
山田隆治
華人社会の安全弁としての神教
――社会−政治的状況との関連において
佐々木宏幹
〈第2部 イスラーム教と社会・政治的統合〉  
Mesjidと聖なる籠
――Amparita村のブギス人の衝突と統合――
倉田 勇
民族集団の認識基準におけるイスラームの機能
――スールー地域の場合――
三浦太郎
西スーダンのイスラームと奴隷
――18・19世紀のマンデ系イスラーム教徒における事例から
坂井信三
〈第3部 南方上座部仏教と民族・国家的統合〉  
バンコクの僧院における地方出身者の動向をめぐって 森部 一
神王 Rajasimha II世――ウダラタ王権研究のための試論 大岩 碩
花と山地とマラバール
――スリランカ・ウダラタのコホンバー・カンカーリ儀礼
杉本良男
English Summaries 翻訳 Paul L. Swanson
第3期研究活動経過  

4.「伝統宗教と知識」 杉本良男編(1991)

¥2,800

総論 杉本良男
〈第1部 聖典・神話と社会政治的統合モデル〉  
モデルとしてのvarna体制 山田隆治
アンチ・ブラーフマン――タミル・ナードゥのカースト制と権力 杉本良男
ピシュタコ――アンデス世界における村落と都市の媒介者 加藤隆浩
〈第2部 イスラーム的知識と社会文化的統合の論理〉  
インドネシアの伝統イスラームの知の担い手、Kyaiについて 倉田 勇
スルーのTausug社会における知識の意味
――リーダーシップとの関係から
三浦太郎
西スーダンのイスラーム的呪術論 坂井信三
〈第3部 宗教的職能者と知識の体系化〉  
憑霊と道理――マレーシアの黄老仙師慈教再論 坂井信三
タイの僧侶 Budddhadasa のイメージをめぐって
――ダンマ理論と実践活動の検討から
森部 一
シンハラの土地「神」バヒラワ・デーワターワ覚書 大岩 碩
Ethnohistoryから見た中国西南民族の分化と融合
――雲南の白族と彝族の調査に基づいて
白鳥芳郎
English Resumes 翻訳 Edmund R. Skrypczak
第4期研究活動経過  

5.「宗教・民族・伝統――イデオロギー論的考察」 杉本良男編(1995)

¥2,500

序論 杉本良男
神と力――童?(Tang-ki)信仰の弾力性について 佐々木宏幹
オーソプラクシーからオーソドクシーへ――現代バリ宗教論覚書 山下晋司
「宗教」としての上座仏教――ソプソーンパンナー、タイ・ルー族の仏教復興運動とエスニシティ 長谷川清
北タイ、タイ・ルー族の守護霊儀礼とその社会的背景
  ――移住の記憶をめぐって
馬場雄司
タイにおける仏教原理主義の2つの類型と世俗内倫理 小野沢正喜
南アジアにおける人の範疇化とそのイデオロギー的側面
  ――ネワール、パルバテ・ヒンドゥー、ミティラーからの考察
石井 溥
ケーララの多宗教社会とコミュナリズム 小林 勝
暴力・政治・宗教――マドラス市の祭礼ヴィナーガヤ・
  チャトゥルティーの現在からの考察
関根康正
民族宗教と国民宗教――スリランカにおける宗教・民族問題 杉本良男
イスラームと「近代」――一つの覚書 大塚和夫
文書活動と宗教的イデオロギー
  ――19世紀西スーダンの事例から
坂井信三
第5期研究活動経過  
English Resumes 翻訳 Thomas Kirchner

6.「アジア移民のエスニシティと宗教」 吉原和男、クネヒト・ペトロ編(2001、風響社)

¥5,000

はじめに 吉原和男
総論――アジア移民のエスニシティと宗教 吉原和男
在日ベトナム系住民の宗教実践とエスニック・アイデンティティ 川上郁雄
在日ビルマ人と日本人の相互行為における自己表象
  ――「期待」と「ずれ」
田沼幸子
中華街における祭祀・芸能の創出と華僑エスニシティの再編
  ――長崎・神戸・横浜を比較して
王  維
中国朝鮮社会におけるキリスト教の受容と展開
  ――韓国人による影響を中心として
韓 景旭
移民の宗教の〈社会的形態〉とエスニシティ
  ――台湾系仏教運動を手がかりとして
藤井健志
拡散する台湾社会と宗教――新興宗教を例として 五十嵐真子
台湾ナショナリズムについての一考察 三尾裕子
イスラーム復興とアイデンティティの政治学*
  ――スールー諸島サマ人の事例から
床呂郁哉
交錯する呼称ともののやりとり
  ――フィリピン華僑・華人研究再考に向けて
宮原 曉
ベトナム華人カトリック教会研究序説
  ――移民・難民研究の応用例
芹澤知広
パターン・アイデンティティの変容
  ――タイ国北部パターン系移民の宗教とエスニシティ
村上忠良
雲南系漢人における移住・家族・祭祀
  ――タイ北部の事例から
谷口裕久
あとがき クネヒト・ペトロ

*床呂氏は研究担当者だが研究会で報告は行っていない

7.「アジア市場(マーケット)の文化と社会――流通・交換をめぐる学際的まなざし」
 宮沢千尋編(2005、風響社)

¥4,000

まえがき 宮沢千尋
序論――アジア市場の社会と文化の理解にむけて 宮沢千尋
イランのバザールに見る国家・社会関係と政治文化 中西久枝
不況下のマレー人企業と華人企業 原不二夫
「市場経済の過剰化」に対するタイ上座仏教徒農民の反応に 関する一考察――東北タイの一事例の検討 森部 一
バリ島ウブドの日本人店舗(1)
  ――グローカルな観光地の一断面
吉田竹也
市場経済の衝撃と中国文学の変容 中 裕史
大興安嶺のトナカイ・エウェンキの交易(ボグショル)について クネヒト・ペトロ
ベトナム北部・紅河デルタ村落における文化と経済発展の関係 宮沢千尋
西アフリカ内陸における宝貝の流通と交換 坂井信三
あとがき 宮沢千尋

8.「社会変動と宗教の<再選択>ポスト・コロニアル期の人類学的研究」
  宮沢千尋編( 2009、風響社)

¥4,200

序言 宮沢千尋
宗教の再選択と経済の選択
  ――バリ島のヒンドゥー・観光・テロ事件
吉田竹也
複雑性と選択性
  ――フィリピン・セブ市のグアダルーペの聖母信仰に関する予備的考察
川田牧人
植民地支配下西アフリカにおけるイスラームとキリスト教の出会い
  ――アマドゥ・ハンパテとチェルノ・ボカール
坂井信三
近代エチオピア国家形成と異教「共存」
  ――皇帝・霊媒師・踊る精霊たち
石原美奈子
北東タイのシーサ・アソーク仏教共同体運動に関する一考察 森部 一
改宗に伴う社会変化の諸相に関する一考察
  ――中央アンデスにおけるプロテスタント諸派の布教戦略を中心に
河邉真次
ベトナム南部メコン・デルタのカオダイ教の政治化と軍事化 宮沢千尋

人類学研究所通信

創刊によせて 山田隆治
南山大学人類学研究所案内  
人類学研究所第5期研究計画  
研究例会  
研究ノート「宗教・民族・伝統
――タミルナードゥとスリランカ」
杉本良男
人類学研究所日誌  
人類学研究所出版物  
Asian Folklore Studies  
南インドの神学校を訪ねて 杉本良男
研究ノート「19世紀マリの一都市における政治的危機と聖者の活動」 坂井信三
研究動向「母系・左翼・芸能?――ケーララ研究の問題点」 小林 勝
研究例会・公開講演会  
人類学研究所出版物  
Asian Folklore Studies  
知の厳しさ 坂井信三
研究ノート「ムスポ――バリ島のヒンドゥーの祈り」 吉田竹也
人類学研究所日誌  
研究例会・公開講演会  
人類学研究所出版物  
Asian Folklore Studies  
「通信」 吉原和男
エスニシティについて――覚え書き
  (政治社会学からのアプローチ)
関根政美
人類学研究所 所長日誌  
研究会・講演会 クネヒト・ペトロ
Asian Folklore Studies  
「通信」  
エスニシティについて――覚え書き  
「挨拶」 クネヒト・ペトロ
日本のグローバル化と人的拡散 別府晴海
人類学研究所 所長日誌 クネヒト・ペトロ
研究会・講演会  
Asian Folklore Studies  
「挨拶」 宮沢千尋
南山大学所蔵・小川尚義による台湾原住民諸語資料 李 壬癸 /
土田滋試訳
人類学研究所 所長日誌 クネヒト・ペトロ
研究会・講演会  
Asian Folklore Studies  
「挨拶」 小谷凱宣
東北の「隠し念仏」と南九州の「隠れ念仏」 門屋光昭
南山大学所蔵・小川尚義による台湾原住民諸語資料(訂正と追加) 李 壬癸
人類学研究所 所長日誌 クネヒト・ペトロ
Asian Folklore Studies  
出版物  
連絡事項  
「挨拶にかえて」 吉田竹也
アメリカ合衆国におけるムスリム市民とアメリカ人のイスラーム観 大類久恵
Christian Ethics and the Modern Domestic Sphere Leila Madge
所長日誌 クネヒト・ペトロ
研究所の活動(講演会・研究会など)  
「挨拶」 石原美奈子
トランスナショナルコミュニティの形成:
シンガポールにおけるキリスト教徒インドネシア人の事例から
斎藤千恵
所長日誌 クネヒト・ペトロ
「挨拶」 大塚達朗
所長着任のご挨拶 森部 一
地域・歴史・福祉――きたタイ、タイ・ルーの移住史と守護霊儀礼の変化を通じて 馬場雄司
バリ島ウブドの日本人店舗(2)
――爆弾テロ事件以降の出来事をめぐる覚書
吉田竹也
研究所の活動その他  
発刊に当たって 坂井信三
さまよえる「鬼神」――日本の植民地支配と「近代化」 岡田浩樹
研究所の活動その他  
在りし日の思い出 クネヒト・ペトロ
ろう者と手話の文化人類学:その必要性と課題 亀井信孝
研究所の活動・その他  
発刊に当たって 渡邉 学
難民と現代人類学の課題─東ティモールを事例に 福武慎太郎
「被曝の後」を生きる人びと−マーシャル諸島ロンゲラップ 中原  聖乃
CHARISMA AND POWER IN BURMESE BUDDHISM Hiroko KAWANAMI
研究所の活動・その他  
発刊にあたって 渡邊 学
外部評価改組提言委員会答申  
改組検討委員会報告書(抜粋)  
60周年記念シンポジウム第1回 「21世紀アジア社会の人類学:回顧と展望」報告 アントニーミ・サガヤラージ
60周年記念シンポジウム第2回 「人類学研究所の原点と将来像」報告 後藤 明
研究所の活動・その他  

人類学研究所紀要

『人類学研究所紀要』1号 (¥500) 

(1972)

南山大学人類学研究所紀要発刊の辞 沼澤喜市
タイ語の転写と転字 日下部文夫
Chinese New Year Lanterns and Their Magic Significance Mathias Eder
Eine Steinbel-Werkstatt am oberen Wagi-Fluss, im Hochland von Neu-Guinea Heinrich Aufenanger

『人類学研究所紀要』2号(南山大学文学部人類学研究所発行)(¥500)

(1973)

The Cultural History of the Japanese Farmhouse Matthias Eder
西ヨーロッパ旧石器における彫刻器の型式学的分析 早川正一

『人類学研究所紀要』3号(南山大学文学部人類学研究所発行)(¥500)

(1974)

ミクロネシア・ヤップ島民族学的調査予備報告 牛島 巌
Reports about the Human Soul, New-Guinea, Eastern Highlands Henry Aufenanger

『人類学研究所紀要』4号(南山大学人類学研究所発行)(¥500)

(1975)

儀礼的汚れ 山田隆治
アフリカの古生人類を中心とした歯冠の計測値にみられる比較変異の一考察 早川正一

『人類学研究所紀要』5号(南山大学人類学研究所発行)(¥1,000)

(1976)

韓国慶尚北道善山古墳群(1)――慶州における横穴式石室墳の発生とその特質について(予察) 伊藤秋男
昭和20年代における愛知県古墳時代遺跡分布調査(尾張編) 伊奈森太郎、松村冬樹

『人類学研究所紀要』6号(南山大学人類学研究所発行)(品切れ)

(1977)

特集:白山藪古墳発掘調査報告  
白山藪古墳発掘調査報告 伊藤秋男、高橋信明
昭和20年代における愛知県古墳時代遺跡分布調査(三河編I) 伊奈森太郎、松村冬樹
彙報  

『人類学研究所紀要』7号(南山大学人類学研究所発行)(¥1,000)

(1978)

特集:小林知生教授退職記念号  
アーシュラスの社会的意義 山田隆治
武寧王陵発見の金製耳飾について(補遺)――新資料5例の追加と素環式耳飾に関する疑問に答えて 伊藤秋男
片目の顔面把手に関する一つのアプローチ 早川正一
バリ島の家屋敷と場位観――方位[Ke]と場位[di] 倉田 勇
複合社会研究ノート:F.L.K.シューの『比較文明社会論――クラン・カスト・クラブ・家元』について(1) 森部 一
昭和20年代における愛知県古墳時代遺跡分布調査(三河編III) 伊奈森太郎、松村冬樹
彙報  

『人類学研究所紀要』8号(南山大学人類学研究所発行)(¥1,300)

(1979)

グル:導師の世界 山田隆治
"Merit-making"行為の社会的意味 森部 一
"falu"(男子小屋)のなかの物質文化 早川正一
食事習慣論断章――霊魂と食物 倉田 勇
インドネシア東部の巨石記念碑と甕棺墓について 重松和男
死の民族学 クネヒト・ペトロ

南山大学選書

『アフリカの矮小民族−ピグミーの生活と文化』

南山大学選書1 マルティン・グシンデ著 築島謙三訳 平凡社 1960年

学内/¥1,500
学外/¥2,000

序説
第1章 ピグミー研究前史
第2章 名称と分類
第3章 居住地域と人口
第4章 経済生活
第5章 社会組織
第6章 精神文化
第7章 トウィーデの人種型
第8章 文献
結語

『母権』

南山大学選書2 ヴィルヘルム・シュミット著 山田隆治訳 平凡社 1962年

学内/¥2,000
学外/¥2,500

緒論
第1章 母権と最古の栽培に関する学説史
第2章 母権発展の諸相
第3章 母権的栽培の発生地と時代
第4章 母権的栽培民文化の伝播
第5章 母権と家族
第6章 母権と国家
第7章 母権下の男性
第8章 社会的、論理的な母権評価

『アイヌ文献目録』

南山大学選書3 Gusinde&Sano 平凡社 1962年

学内/¥700
学外/¥1,000

日本人によるアイヌ研究文献の注釈つき目録。

『W・シュミット記念論文集』

南山大学選書4 南山大学人類学研究所編 中日新聞社 1971年

学内/¥2,500
学外/¥3,500

W.シュミット師の生誕100年記念論集。沼澤喜市、小林知生、早川正一、大林太良、牛島巌、岡正男、伊藤秋男、松本信廣, A.レンメルヒルトら執筆。

Asian Folklore Studies(1964-2007)

Asian Ethnology (2008-)に誌名変更

年1巻(2冊)

発送先 団体 個人
国内 ¥5,000 ¥3,500
国外 $50.00 $35.00

その他

先史時代の宗教

学内/¥3,000
学外/¥5,000

ヨハネス・マーリンガー著。1956年刊行のドイツ語本の翻訳。考古学研究所刊。

第1章 先史時代と宗教研究
第2章 初期旧石器時代の宗教
第3章 後期旧石器時代の宗教
第4章 石器時代の宗教
第5章 新石器時代の宗教
第6章 先史時代の宗教