本研究センターは、2003年の設立以来、アジアの研究拠点として恒常的に研究活動を行い、同時に以下の研究プロジェクトを推進してきました。
言語比較に基づく統語理論の国際共同研究
「文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業 (研究拠点を形成する研究)」 (2008〜2013)
言語科学国際共同研究のカリキュラム化 ―コンソーシアム協定に基づく若手研究者の育成―
人間文化研究科言語科学専攻、「文部科学省 魅力ある大学院教育イニシアティブ」 (2006〜2008)
科学研究費プロジェクト
日本学術振興会科学研究費による本センター研究員の研究プロジェクトの詳細です。本センターの研究プロジェクトとともに、比較統語論・言語獲得を中心に理論言語学研究に貢献しています。

「機能範疇の獲得と言語理論への意義」
(基盤研究 (C), 2008〜2011, 研究代表者:村杉 恵子)
時制、補文標識等の機能範疇について、幼児の言語獲得過程を考察し、パラメター理論に対する言語獲得研究からの貢献をめざします。

「移動現象と名詞句の構造に関する比較統語論研究」
(基盤研究 (C), 2008〜2012, 研究代表者:斎藤 衛)
日本語右方周縁部のスペイン語との比較研究、名詞句の日韓語比較研究等を行って、統語構造の普遍性を追求します。

「現代言語学理論における有標性:言語理論と言語獲得からのアプローチ」
(基盤研究 (C), 2005〜2008, 研究代表者:村杉 恵子)
項構造等に関する言語獲得の実証的研究を通して、パラメターにおける有標・無標の設定を検討します。

「連鎖の形成と解釈における統語素性と意味素性の役割に関する研究」
(基盤研究 (C), 2005〜2008, 研究代表者:斎藤 衛)
素性に基づく連鎖解釈のメカニズムを提示して、演算子移動、名詞句移動、スクランブリングが意味解釈に与える影響を分析します。

「スクランブリングの比較研究」
(基盤研究 (C), 2001〜2004, 研究代表者:斎藤 衛)
比較研究を通して日本語スクランブリングの特殊性を明らかにし、移動理論を発展させることによって分析を提示します。



