キリスト教学科 2021年度の記録
2021年度のはじめに
ご入学・ご進学おめでとうございます。
キリスト教学科では18名の新入生をむかえて新年度がスタートしました。学科長が交代し、あらたに三好千春先生がおつとめくださいます。私は四年間の学科長の任を終え、肩のあたりがすこし軽くなった気分を味わっています。今後ともキリスト教学科をよろしくお願いします。(2021/04/20 松根記)
この4月には学生の姿がもどり、キャンパスも息を吹き返した感じです。まだまだコロナウィルスで難しい状況ですが、対面授業、オンライン授業、それらの組み合わせなどにより、みなさんの充実した大学生活とウィルス対策の両立に努めているところです。
今年度、南山大学は創立75周年をむかえます。学科のライチャーニ先生が大学創立75周年プロジェクトの実行委員長をおつとめになっています。
→ 南山大学創立75周年特設サイト
2021年度卒業論文題目一覧
今年度もバラエティに富んだ20本の卒業論文が提出されました。論文執筆でみなさんが学んだことが、今後のそれぞれの生活や考えの中で活きることを期待しています。
- キリスト教思想における創造論と悪の問題
- ギリシア悲劇における運命論の問題
- 詩編25編におけるアナヴィームの意味
- 雅歌における女性の主体性
- イスラームにおける女性の権利と未来--相互理解を通して
- 国家神道とナショナリズム
- ルース・ベネディクト『菊と刀』から読み解く日本人の宗教観
- 宗教間対話から模索する諸問題解決の糸口
- 社会貢献活動をおこなう宗教団体の活動理念と実態について
- 日本の国公立学校で実施可能な宗教情操教育の検討
- 第二宣教旅行におけるアテネでのパウロの活動--アレオパゴスで行われたパウロの演説(使17:22-31)
- 第二コリントの信徒への手紙におけるパウロの思想--2コリ12:9-10「弱い時にこそ強い」の表現の意味
- ゴシック大聖堂における建築の様式美--「光」の視覚美術
- 「仏の本様」たる所以--定朝様阿弥陀如来坐像
- マタイの苦しみの神学--イエスが発した最後の言葉「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」の場面を中心に
- ルワンダ大虐殺とボンヘッファーにみるキリスト教徒の苦悩
- 潜伏キリシタンの人々の信仰と社会--他者との共存
- 日本人の死生観--震災と死
- 日本におけるハラール対応の現状と課題
- 在日大韓基督教会におけるジェンダー規範とヘテロセクシズム--韓国プロテスタント教会との連続性と断絶性に着目して
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