Nanzan University

キリスト教学科 2016年度の記録

2016/04/09ー10 新入生オリエンテーション合宿

ご入学おめでとうございます!
新入生26名を迎え、南山学園研修センターに恒例のオリエンテーション合宿に行ってまいりました。1日目:キャリア形成について(井上先生)、4年生スタッフによる学科紹介、学びの目標について(クチツキ先生)……

↓ 先輩たちのコーナー(2年生スタッフの企画による自己紹介ゲーム)

↓ 神言会ハウス聖堂にて講話(ヘラ先生)

↓ 南山学園の建物めぐり。ピオ11世館・ライネルス館など。

歩いておなかが空いてきたところで、研修センターにもどり夕食を。

↓ こちらは交流会(茶話会)の様子。

眠たい目をこすりながら2日目に突入。
キリスト教典礼音楽の魅力(西脇純先生)、大学での勉強方法(松根)。

楽しく無事に合宿を終えられたのは、学生スタッフの皆さんのおかげです。
ありがとうございました。


*****
おまけ:新入生オリエンテーション講話における井上先生のTシャツ研究
グリーン → 赤 → 赤 → オレンジ(法則性を研究中……)

(2016年度)
(2015年度)
(2014年度)
(2013年度)

こうして並べてみると、カメラ係(私)が毎年同じ角度の写真ばかり撮ってることが判明しました ... orz


2016/04/21 始業ミサ・新入生歓迎コンパ

2016年度の始業ミサと新入生歓迎コンパが行なわれました。ご入学、ご進級おめでとうございます。皆様にとって、今年度が充実した一年になりますように。

新歓コンパ:壇上で新入生全員が自己紹介をしてくれました。

あらたに学科にお迎えした加藤久美子先生からもひとこと頂きました。
先生、これからご指導よろしくお願いします。

ロゴスセンター・ホールにて食事と歓談。
ひさしぶりに会う友達や先生もいて、楽しい時間をすごしました。

毎年、ビンゴ大会は盛り上がりますねー
会の準備と進行をしてくださった学生有志のみなさんに感謝!!


2016/07/02 多治見修道院見学

1年生が「キリスト教学基礎演習 I」(佐藤先生担当)の学外授業で、多治見修道院の見学に行ってきました。今年も晴天にめぐまれました。

引率は佐藤先生に加え、加藤先生、西脇先生、トルファシュ先生の4名。
今年もオルガンを演奏してくださった西田尚美さん、ありがとうございました♪

アイス休憩のひととき……

神言修道会・多治見修道院の紹介

きれいなブドウ。そういえば、ラテン語に in vino veritas(イン・ウィーノー・ウェーリタース)という響きのよい成句があります。「酒(ワイン)のなかに真理あり」と訳すと、なんだか高尚な感じもしますが、本来は、「お酒を飲むと日頃は隠れているほんとうの姿があらわれる」という意味のようです。


2016/07/12 佐藤先生の論説「死者をどう記憶するか」

キリスト教学科の佐藤啓介先生による論説「死者をどう記憶するか」が、三週にわたって中日新聞に連載されました(上・中・下=6月28日・7月5日・7月12日)。

多様で複雑なはずの死者の声を聴くことの重要性を、オバマ大統領による演説の一節に着目して指摘する上編。この世界を死者たちの痕跡の堆積として認識することが、倫理に不可欠な要素だと論じる中編。さらに、死者を記憶し、死者とともに生きるという考え方が、私たちにとってどんな意味をもつかを考察した下編。静かな筆致のなかにも情熱的な声が響く、読みごたえのある記事です。

ぜひご覧いただき、死者たちのことをどう記憶するかについて、みなさんも佐藤先生と一緒に考えてくださればと思います。


2016/07/16ー17 オープンキャンパス

南山大学のオープンキャンパスがおこなわれました。
今年ははじめて2日間にわたっての開催でした。
暑い中ご来場くださった高校生の皆さま、保護者の皆さま、ありがとうございます。

キリスト教学科で勉強できる内容や入試情報について、下記もご覧ください。
来春のキャンパスでお会いできることを楽しみにしています!
キリスト教学科:履修について
南山大学ウェブ/受験生の皆様

相談コーナー、学科説明会を手伝ってくれた学生スタッフの皆さんに感謝。

(1日目)

(2日目)


2016/11/26 クリスマスを前に

南山大学では本日、推薦入学審査などの11月試験がおこなわれました。
気持ちよい秋晴れで、校内の紅葉がいっそうひきたっています。

恒例のプレゼピオもお出まししました。
ラテン語由来のイタリア語 presepio は「飼い葉桶」や「馬小屋」の意味で、イエス誕生の場面を再現した人形と模型のことをプレゼピオと呼んでいます。クリスマスの頃にこういったものを飾る習慣の起源は、アッシジのフランチェスコにあるそうです。(『新カトリック大事典』第1巻697頁、『岩波 キリスト教辞典』130頁による。)


2017/01/31(その1) 研究プロジェクト発表会

恒例の研究プロジェクト発表会をB22教室で行ないました。卒業論文の成果を披露してくれた7人の発表者のみなさんに、あらためて感謝いたします。パワーポイントを駆使して、それぞれ興味深い発表をしてくれました。

  1. ルネサンス美術における受胎告知の変遷
  2. 選択を迫られた時の信仰・思想:日本での殉教と棄教の比較
  3. フォーティケーのディアドコス:知性の感覚と修道生活
  4. ロボットは人間になりえるか
  5. 戦国時代のキリスト教伝来における日本人の反応:日本人の宗教観について
  6. 『神曲』と聖書のつながり:地獄・煉獄・天国のイメージとそれらの源泉
  7. ヨハネ福音書におけるイスカリオテのユダ:ユダは自分の意志でイエスを裏切ったのか

ひきつづき来年度ゼミ説明会では、各先生から、ご担当の基礎演習と演習の説明をしていただきました。春から始まるクォーター制での演習の履修の仕方にはとくに注意してください。


2017/01/31(その2) 卒業生追出しコンパ

発表会とゼミ説明会のあとに、ロゴスセンターで卒業生追出しコンパを開催しました。心のこもった準備をしてくださった3年生のみなさん、ありがとうございます。

4年生ひとりひとりの挨拶のあと、後輩諸氏から花束とプレゼントが贈られました。

傍島さんによる自作の歌が披露されました。♪感謝、感謝、かんしゃー (鳥巣先生は歌っていらっしゃるのではなく、指導教員として紹介をなさっているところです。)

4年生のみなさん、卒業論文の執筆ご苦労さまでした。あと2か月の貴重な大学生活を楽しくおすごしください。


2017/03/07 卒業生記念品贈呈式

教皇庁認可神学部学位記授与式および学科卒業生・大学院修了者記念品贈呈式が第一研究棟6階会議室で行なわれました。


2017/03/20 卒業式典

゚・:,。★(。・д・)ノ★⌒☆【祝】☆⌒★ヾ(・д・。)★,。・:・゚
ご卒業おめでとうございます。みなさんのご活躍を祈ります!!

2016年度卒業論文題目一覧

  • セネカの思想 --- 幸福な人生と死について
  • 中世ヨーロッパと女性
  • アシジの聖フランシスコ --- 愛と奉仕
  • 日本におけるスピリチュアルケアと宗教
  • アメリカ国内における進化論論争
  • アメリカ合衆国における同性婚研究
  • 現代日本における聖地 --- 宗教と観光の関係性
  • 自然の再現としての絵画 --- レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画の背後にあるもの
  • 選択を迫られた時の信仰・思想 --- 日本での殉教と棄教の比較
  • ロボット倫理学からみるロボット製作の善悪
  • ルネサンス美術における受胎告知の変遷
  • 現代社会において離婚はゆるされるべきか --- キリスト教の伝統的な結婚観から
  • 『新観想の種子』におけるトマス・マートンの世界観
  • フォーティケーのディアドコス --- 知性の感覚と修道生活
  • ロボットは人間になりえるか
  • イエスの母マリアと信仰の母マリア
  • ブラジルにおける解放の神学の聖書解釈 --- その背景と解釈方法
  • 日本における聖書翻訳の歴史 --- 各聖書の特徴
  • 『神曲』と聖書のつながり --- 地獄・煉獄・天国のイメージとそれらの源泉
  • ヨハネ9章「生まれつきの盲人を癒す」の奇跡解釈の変遷
  • ヨハネ福音書におけるイスカリオテのユダ --- ユダは自分の意志でイエスを裏切ったのか
  • 日本の道徳教育の位置づけ --- 戦前から戦後へ
  • キリスト教がローマ帝国に与えた影響
  • 戦国時代のキリスト教伝来における日本人の反応 --- 日本人の宗教観について
  • 十字軍の起源について --- ウルバヌス2世の演説から

こちらは博士号を授与された大庭さんと指導教員の鳥巣先生。おめでとうございます。



最近の出来事を見る以前の出来事を見る