2019年2月の雑記




≪2月3日≫

カラヤンバーンスタインDVD(ビデオ) が 今、廉価で 出ている。

カラヤン(1908〜1989) と バーンスタイン(1918〜1990) は、

1960年代 から 1980年代 にかけて、すなわち 私の 青少年時代 を 代表する 超有名 指揮者だ。

その名演奏が、DVD 2枚組で 約 3,000円。うれしいなあ。

 

左が カラヤン指揮 ブラームスの 交響曲全集(1番〜4番)、

右が バーンスタイン指揮 マーラーの交響曲 1番 「巨人」、2番 「復活」、3番の セット。他にも 色々ある。

歴史的な 名演を 動画で 観賞できるのは、感動的だ。

しかも、DVD では、歌手や合唱団の 歌が 入ると、日本語で字幕 が 出る。

曲の 内容が 良く 分かって、これは とても ありがたい。



 

ところで、私は この DVD を コンビニ決済 にして、近くの セブンイレブンで 支払ったが、

そしたら 何と、

和風ハンバーグが サービスで 付いてきた。

3,000円 の チャージで 今なら もれなく 差し上げます とのこと。


ますます もって、うれしいなあ。



≪2月5日≫

キリスト教学科 4年生の 研究プロジェクト発表会 が 昨日 開催 された。

これは 2007年度 以来(ここを参照)、毎年 開催 されている 学科行事 である。

卒業論文を 完成させた 22名の 中から 7名 が 代表として 研究成果を 発表 してくれた。

 

詳細は、キリスト教学科 ホームペ−ジ を どうぞ → ここです

         

今回も、古代、中世、近世、現代に 渡る 実に 幅広く、 また 多様な テーマ の 研究発表を 聴くことが できた。

たいへん 勉強に なりました。どうも ありがとう。



 

今回の 会場は、R棟の4階、R49教室 だった。

窓の外に見えるのは、西門の駐車場 である。これは 2016年に 新食堂棟 「リアン」 と共に 完成した。(ここを参照)


その向こうに 名古屋市街が 広がるが、こちらは 西側 だから、金山(かなやま)の 方角である。

そして、この方角に ずっと まっすぐ 行けば、鈴鹿山脈 を 越えて、滋賀県の 琵琶湖に 至るはず。


思えば、この景色 の中には 多種多様な 人々が いて、多種多様な 歴史 があり、また 文化 がある。

今回の 発表の 幅広い 研究テーマ と 重ねて、何だか ちょっと 感慨 深かった。



≪2月7日≫

南山大学は 今日から 7日間、 入試 である。

今日 行われるのは、一度に 複数の 学部学科が 受験できる、全学統一入試

東京、大阪、札幌、仙台、静岡、福岡 など、全国各地 の会場で 同時に 行われる。

一番 受験者数 が 多いのは、名古屋会場。すなわち、私が 今いる ここ、南山大学 である。

とっても 静か なのだが、現在 3,300名ほど の人が 入学試験に 取り組んでいる。

受験生の皆さん、どうか がんばって ください。



さて、話は 変わるが、この季節は 空気の乾燥 が ひどい。

私の場合、特に 手の甲 が かさかさに 乾いて 肌が荒れ、かゆいし、痛い。

そこで、対策として、ためしに 洗濯物 を 部屋の中に 干してみた。

 

私は 毎日、まめに 洗濯を している のだ。下着も シャツも ズボンも 全部 自分で 洗う。

いつもは 乾燥機に かける のだが、かけずに、室内へ。

すると…

 

おおっ、なんと 効果てきめん! たちまち 適湿 の 範囲内に。

肌への 効果は まだ よく分からないが、洗濯物を 干すだけなら、簡単だ。


この温湿度計は、ウォーキング の時に 外の気温を 計るために 買ったもの。(1,600円 くらい)

部屋でも 使えて けっこう 便利だ。

ちなみに、これは GRUS という 会社の 製品なのだが、

GRUS (グルース) とは ラテン語で (ツル) のこと である。



≪2月9日≫

高齢で 昨年 亡くなられた 神父さんの 遺品の 中に、

八代亜紀さん の 演歌のカセットテープが あった。

 
                テイチク株式会社


八代亜紀さんが、 とっても 若〜い!

「雨の慕情」 や 「舟唄」 などを 八代さんの 若々しい 歌声で 聴くことが できる。


今では もう すっかり 過去のもの となってしまった カセットテープ だが、

その アナログ ならでは の 豊潤な 音の響き は CDより 上だ と私は 思っている。

 

とは 言うものの、これを 聴く ためには、

今では 珍しい カセット再生機 が 必要だ。

私の 学生時代 には、誰もが ラジカセ (ラジオ付き カセット・レコーダー) を 持っていた ものだが、

今の 人たちは、たぶん、昭和の ドラマ などで 見たことが あるくらい だろう。

 

しかし、実は 私は 今でも、ラジカセ を 愛用して いるのだ。授業でも 時々使って いる。

これは ラジカセ が ちょっと 進化した CDラジカセ である。


 

カセットと CD の両方が 再生可能 なのだ。

これで、八代さん の歌声 を 聴くことが できた。やっぱり 良いなあ、八代亜紀 は。

中には いくつか、デュエット 曲 も 含まれて いる。

一緒に 歌って いるのは、なんと、石原裕次郎 (1934-1987) だ。



≪2月11日≫

南山大学の入試は 今日を 含めて、あと 3日間 である。

今日は、私が 所属する キリスト教学科 の入試が 行われている。

志願者の みなさん、がんばって ください。



さて今日は、最近 教えて もらって 知った オルガン曲を ひとつ ご紹介 したい。

「小さな和音の迷路」 という 曲である。

一応 J.S. バッハ の曲 として 分類されていて、BWV(バッハ作品番号) は 591番 だが、

バッハの 真作では ない らしい (本当の 作者は 不明 とのこと)。

 
  Hermann Keller ed., J.S. Bach Orgel Werke Band IX (Leipzig: Edition Peters, 1940), p. 34


これが、その曲の 始まり 部分 (見開きの 楽譜の 左半分)。 割と 短い曲 だ。

私が 持っている マリー・クレール・アラン の演奏 だと、3分40秒 くらい。

 

CDの解説 によると、バロック庭園 に造られた 迷路を、 音楽的に 模した 作品なのだ そうだ。

私は これまで 気づかない でいたが、とても 不思議な 魅力の ある曲 だった。

ハ長調で 始まり (迷路の入り口)、転調を 重ねて 行き (迷路の中)、そして ハ長調で 終わる (出口)。

不思議な アトラクションを 味わって いるような 気分。

ドイツ語の題名、Kleines Harmonisches Labyrinth で 検索すると、いくつかの 演奏を 聴くことが できますよ。



≪2月15日≫

南山大学の 入試は、今年も 無事に 終了した。

皆さん、どうも お疲れさま でした。



 

棟の 改装工事は だいぶ 進んだ ようで、防護壁や 足場など が 取り払われ つつある。

今年の 1月5日の 雑記の 写真と、見比べて みて ください。 → ここ

棟は、私の研究室 がある 第一研究室棟 から 一番近い 教室棟 なので、

ここの 教室が また 授業などで 使える ように なると、便利で ありがたい。

4月に 新学年度が 始まる までに、完了すると うれしい なあ。



≪2月16日≫

先日の 私の 甥の 結婚式の 引き出物の 一つは、カタログ・ギフト だった。

たくさんの カタログ の中から 自分が 好きな ものを 選べる というもの。

そこで、前から 欲しいと 思っていた 蓋つきの フライパン を ありがたく 頂く ことにした。

 

これ。26cm の 蓋つき フライパン。 どうもありがとう〜。


さて、これで 何を 作ろうかな。

 

・・・ とりあえず、ソバ を ゆでて みる ことに した。

フライパン だと、少ない水 で ゆでる ことが できる のだ そうだ。(テレビの知識)


あ。 蓋は 使わない のです けど・・・。



 

はじめに、10分ほど 水に浸けておく のが ポイント らしい。

これは、十割 の 乾麺 ソバ である。


 

火に かける。

おお。 何だか 良い感じに なって きた ・・・ のかな?


こうして ゆでること 約 3分。

 

あっと いう 間に かけソバ が できた。

ゆで汁は そのまま ソバつゆに。 これで、ソバの栄養が ムダなく 摂取 できる (はず)。

市販の カツオだしの つゆを 加え、ワサビ をのせて、完成。


で、お味は・・・?


う〜む。


もう少し 研究が 必要 のようだ。



≪2月18日≫

南山大学 棟前。先日、防護壁や 足場など が 取り払われた と思ったら、

今度は、歩道の 改装工事が さっそく 始まった。

 

歩道に 敷き詰め られた 古いレンガが 剥がされて ゆく。

 

左右の 歩道、どちらも 同時に 改装される ようだ。

 

左側も こんな 感じ。寒い中、工事は どんどん 進められて いる。

 

第一研究室棟の 入り口の ドアに、作業の 計画図が 貼られていた。

2月 3月の 春休み 期間に、いろんな 場所の 工事が まとめて 行われる ようだ。


 

4月の 入学式の 頃には、見違える ほどに 美しく 変貌して いること でしょう。

楽しみです。




ところで、今月の お月さま は、スーパームーン

地球との 距離が 近く、とっても 大きくて、すごく きれい ですよ。
今日も 十分に きれい ですが、明日19日(火) 夜〜20日(水) 朝は、満月

お天気 しだい ですが、どうぞ お見逃し なく。



≪2月21日≫

私は 梅干し も 大好きで、毎日 食べて いるが、

熱を加える と、さらに 健康に 良い という。血液が さらさら になる とか。

でも、わざわざ 焼いたり するのは 面倒 だ ・・・

と これまで 思って いた。 ところが、

電子レンジに1分 かければ、それで 良い らしい。

あ・・・。 なんだ、その手が あったか。

 

たしかに 簡単だ。 時々 やろう かな。

熱湯に 梅干し を入れて 飲む だけでも、効果が ある そうだ。

気が 向いたら、どうぞ お試し あれ。



≪2月23日≫

前の 雑記で ちょっと ご紹介 した、梅干し湯

 

熱湯に 入れた 梅干しを ほぐすと、こんな 感じに なる。

適度に すっぱくて、美味しい。

でも、恐らく 多くの 人は、梅干しの 塩分が 気になる のでは。

 

では、計って みましょう。

これは、塩分計である。 (ドリテック の製品。約2,000円)

健康オタク な 私は、こんな モノ まで 持っている。 (酒は たくさん 飲む くせに・・・)

塩分濃度は、0.7と出た。

ドリテックに よると、1.1未満 なら、濃すぎ では ない らしい。

梅干し湯 の 一杯くらい は、まあ、大丈夫 かも。



≪2月27日≫

昨日の 夕方、第一研究室棟 6階の 窓から 西を 見ると、

夕焼け が きれい だった。

山並みが はっきりと 見える。かなり 近くに 見えるが、鈴鹿山脈 だと 思う。

 

昨日は、教皇庁認可神学部 の 教授会が あって、

3年に 1度の 神学部長 候補者 選挙があり、不肖私が 再選されて しまった。

また あと 3年、どうぞ よろしく お願い いたし ます。

この 神学部は、南山大学 キリスト教学科 および 人間文化研究科(大学院)に 併設 されていて、

カトリック教会 の 教会法に 基づいた 学位を 取得する ことが できる。

Baccalaureate(学士号)、Licentiate(準博士号:修士と博士の中間)、そして、Doctor(博士号) だ。

カトリック司祭 養成課程 も 含まれて いて、多数の 司祭(神父)を 輩出 している。

たとえば、東京の 菊地功(きくち いさお)大司教様 も、この神学部の 出身 なの である。




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