2020年9月の雑記



≪9月3日≫

南山大学は 9月14日 から 秋学期の 授業が 始まり ます。

コロナ・ウイルス が まだ 猛威 を ふるって いる ため、

秋学期 も オンライン授業 が 続き ます。 → ここを 見て ください。





図書館 は、中で 勉強する ことは できません が、本を 借りること は できます。 → ここを どうぞ。

卒業論文 を 控えた 4年生の皆さん には 「図書の郵送貸出サービス」 も あります よ。





台風が 続けて やって きて います。

9号の 影響で 東海地方 全域に 
大雨 ・ カミナリ 注意報 が 出て います。

三重県 には 大雨警報 です。


気を付け ましょう。


 

南山大学の グラウンド の 向こうに 見える 名古屋の 町。 名古屋駅 方面 です。

9号 に 続く 10号 は もっと 危険な 台風 (特別警報級) らしい です。

安全を 確保 して ください。




≪9月7日≫

この頃、若い人 たち の 間で、昭和ポップス が 人気 なのだ そうです。

1970年代 から 1980年代 に かけての 歌謡曲。


私が、10代 20代 の頃 です。

なつかしい 歌が たくさん あります。


特に 人気が ある のが、松田聖子さん らしい。

歌詞 も 曲 も すばらしい し、歌が 抜群に うまい。 そして華やか。


私も 松田聖子さん の 歌が 大好き です。

 
Seiko-Box (CBS/SONY, 1985)

松田聖子さん が 歌手デビュー した のは 1980年。

私は その時、南山大学の 2年生 でした。(松田聖子さん は 2歳 年下)


たちまち 一世を 風靡する アイドル と なった 松田聖子さん の 影響で、

いわゆる 「聖子カット」 の 髪型 が 大流行 しました。


ちなみに、松田聖子さん は 福岡県 久留米(くるめ)市 の ご出身 で、

高校は 久留米 信愛(しんあい) 女学院 高等学校。(現在は共学で、久留米 信愛 中学・高等学校


南山と 同じ、カトリック系 の ミッションスクール です。




≪9月14日≫

今日は、とても 爽やかな 晴天 だった ので、

キリスト教学科の パンフレット 用の 写真を 撮りに 出ました。


キリスト教学科っぽい 写真は ・・・ やっぱり 聖堂 かな。


という わけで、


神言神学院(しんげん・しんがくいん) の聖堂 を 撮る ことに。


 

A棟 (法科大学院棟)の 7階 から 見た 神言神学院 です。

真ん中に 建って いる のが 聖堂。

この角度 から だと、

背景の 高い ビル群 が ちょっと 気に なり ますね。


 

神学院の 中庭から。

独特な 形の 建物 です。


 

キャンパスの 外の 山手通り側 から 見える 聖堂。

背景に ビルが なく、スッキリ した 感じ です。


それに しても この聖堂、

通り すがりに 初めて 見た人は、


これは いったい 何だろう? って 思う でしょう ね。




≪9月19日≫

授業 の 履修登録 が 確定 し、秋学期 が 本格的 に スタート しました。


私が 担当する 授業は すべて オンライン


4月 以来 ずっと オンライン授業 だった ので、

もう 慣れて、違和感 は ほぼ なくなり ました。


むしろ、



「授業」のイメージ は 以前 は こんな 感じ でした が、





今は、こんな 感じ です。


そういう 時代 に なって きたの かも。



 

ゼミ も ほとんど 問題 なし。 まいさん、秋学期 も よろしくね(^^)

Zoom は 便利 です。




≪9月28日≫

少し前 に、南山大学の 噴水(パラダイスの木) の ことを お話し しました。(3月の雑記

 

そう、これです。

芝生広場の 中心、パッヘ・スクエア に あります。



 
『南山大学卒業アルバム』(2020)

これは 2020年度版の 『南山大学卒業アルバム』 の 写真 です。


しかし この噴水、実は、昔は ぜんぜん違う姿 を していた ことを ご存じ でしょう か?


ちょっと 時間を さかのぼって みましょう。


 
『南山大学卒業アルバム』(1987)

これは 1987年度の 『南山大学卒業アルバム』 に 載っている 写真 です。

現在の 噴水と 同じ ですね。


ところが・・・


 
『南山大学卒業アルバム』(1986)

その前年、1986年度の 『南山大学卒業アルバム』 の 噴水の 写真は これ です。


34年前。 (昭和 61年)


ね、ぜんぜん 違う でしょ?


噴水中央 の 像 は、聖母マリア様 です。


 
『南山大学卒業アルバム』(1986)

とても 芸術的 な マリア様。(作品名は「海の星」)


南山大学の 噴水は、1986年度 までは、この噴水 だった のです。

私が 南山大学の 学生 だった 時も、この噴水 でした。


 

この マリア様の像 は、現在は 本部棟 に 飾られて います。

南山大学の 正門を 入って すぐ右 にある 建物 です。


 

玄関を 入ると、左側に 立って います。


 

これです。 南山大学の ホームページにも 案内が あります。 → ここ


この マリア様 は、

ドイツの 女性芸術家、イルサ・フォン ライスナー (1917−2008)

の 作品 です。


 


ライスナーさん の 作品に 興味が あるかた は、


南山学園史料集7 『イルサ・フォン ライスナー作品集』 を どうぞ。


南山大学図書館 に 入って います。(377.2K/974/v.7)



 
『南山大学卒業アルバム』(1985)




≪9月30日≫

先日 ご紹介 した、ドイツの 芸術家、
イルサ・フォン ライスナー
(Yrsa von Leistner) さん の作品 は

南山大学 に 他にも いくつか あります。

キャンパス・ツアー 風 に 巡って みましょう。


本部棟 の マリア様の 像を 見た後、メインストリートに 戻り、

R棟 に 向かい ます。 正門を 入って すぐ 左側 です。


 

これが R棟です。 中には 入りません。 玄関前の 広場から 右の 小道に 向かい ます。


 

これです。 図書館 へと 抜ける 小道。

白い箱 のような ものは、自動販売機 です。



 

反対側 から 見ると、こんな 感じ です。

自動販売機 に 気を 取られて 見逃して しまい がち ですが、

向いに 立っている のが、ライスナーさん の 作品 です。


 

作品名は 『慈悲』(じひ)。 これも マリア様 です。


もとは、杁中(いりなか) に あった 南山短期大学 の 中庭に 置かれて いました。


 

グリーンエリア に 出ましょう。

グリーンエリアの 奥の 木立の中 に、次の 作品が あります。





この先の 木の茂み の 中です。

木々の 向こうに 少し 見えている 建物は、同窓会館。



 

作品は、これです。 『祈るキリスト』

キリスト が 十字架の 上で 「成し遂げられた」 と 言われる場面 の像 です。


この 大きな 岩は、岐阜県 揖斐郡 (いびぐん) の 山から 運ばれ ました。


 

さて、次は 噴水 まで戻り、

そこから 第2研究室棟 の 右横の 道を 奥に 入って 行き ましょう。



 

道標 が 立って います。 南山大学宗教文化研究所 へ 向かい ます。


 

細い道 を 奥に 進みます。

途中で 不安に なるほど 寂しい 小道 ですが、ず〜っと 奥まで 行って ください。


 

一番奥に、宗教文化研究所 の 入り口 が あります。


 

中に 入ると すぐ 目の前に、作品が あります。


 

『悲しみの聖母』  

これも マリア様です。 膝に 十字架で 亡くなった イエスの 頭を 載せて、

その額に 手を 置いて います。


南山大学創立25周年(1975年) を 記念して 制作された 作品です。


 

次は、メインストリート まで 戻り、図書館 の 中に 入り ましょう。

地下1階 の 書庫の 入り口 です。

壁に 掛かって いる 3つの絵 が、ライスナーさん の 作品。


 

銅版画 の 三連作。

今は 何の 説明も 書かれて いません が、それぞれに 題名が あります。



 

『苦悩と十字架の光』


 

『死と復活』


 

『死と希望』


 


一度 ゆっくりと ご鑑賞 ください。


 

最後は これです。

L棟 入り口 の ブロンズレリーフ、『ヨハネス・ヒルシュマイヤー』

ヒルシュマイヤー神父様 は 南山大学 第3代 学長 です。 (現学長の キサラ神父様は 第8代目)



いかでしたか、

知る人ぞ知る 南山大学 の ライスナー 芸術


実は 私は これまで あまり 知らずに いました。 

今さら ですが、うれしい 発見 でした。





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