2006年9月の雑記



≪9月9日≫

南山学園の設立母体である神言修道会(しんげん・しゅうどうかい)は
来年、来日100周年を迎える。


昨日、9月8日、
南山大学名古屋キャンパスにある神言神学院の聖堂で、
100周年祝賀開始ミサが行なわれた。

9月8日はカトリック教会の暦で、聖母マリアの誕生の祝日である。
神言会は1875年、この祝日の日にオランダで創立されたのだ。

そして1907年の9月8日、同じく聖母マリアの誕生の祝日に、
3人の神言会司祭が横浜に上陸。
日本における神言会の活動がここに始まった。


100周年のお祝いに、なんと神言会ローマ本部から
総会長のペルニア神父もいらっしゃった。

神言会は現在、世界約60カ国に約6,000人の会員を擁(よう)する。
日本には名古屋、長崎、東京、秋田などに合計約130人。
(神言会について詳しくは→ここをご覧ください)

神言会のライネルス神父が創立した南山学園は、
来年、創立75周年を迎える。

神言会も南山も、これからますます発展して、
日本の社会に貢献して行くことができるよう、
神さまのお導きを心から祈りたい。



≪9月17日≫

最近ひょんなきっかけで、重曹と酢が掃除のために非常に良いということを知った。

掃除に役立つだけでなく、自然環境のためにも良いらしいので、さっそく私も使ってみることにした。

重曹(じゅうそう)はベーキング・ソーダ(Baking soda)のことで、食品である。
酢ももちろん食品である。だから、食料品店に売っている。

しかしそういう所に置いてあるのは高級品で、掃除に使うには
あまりにももったいない気がしたので、通販で安価なものを注文した。


これ。
アーム・アンド・ハマーの重曹と、ハインズの穀物(とうもろこし)酢。
どちらも米国製。

重曹は12 パウンド(約5.4Kg)入り。酢は5 リトッル入り。
さすがアメリカ・サイズ!と称賛したくなるほど、しっかりと巨大である(しかもずっしりと重たい)。

どれくらい巨大なのか、お分かりいただけるよう、
アトムを上に乗せてみた。


う〜む・・・これではあまり分かりませんね(笑)。


まともかく、これは両方とも、アメリカの有名な会社の製品である。
アーム・アンド・ハマー(ハンマー)の重曹は、
小さな箱入りのものをアメリカ留学中によく目にした。

ハインズ(あるいはハインツ)は、トマト・ケチャップが有名。
アメリカでは、家庭でもレストランでも、どこに行っても必ずと言ってよいほど、
テーブルにハインズのケチャップが置いてあった。

なんだかちょっと懐かしい気持ちがする。

楽天市場で注文したのだが、それにしても安かった・・・
重曹がこのサイズで1,070円。酢は840円。すばらしい。

重曹も酢も、まだいまひとつ使い方がよく分かっていないが、
せっかく買ったのだから、おおいに活用したいと思っている(How-to本買おう)。


ところで、ついでながら、
重曹の12パウンドは、12 lb.と表記されているが、
この略号 lb. は、実は古代ローマ帝国における重量単位 libra (リブラ)の略である。

つまり、ラテン語。

しかし、なぜいまだにローマ帝国の単位を用いるのかは不明・・・。

更に言うなら、ラテン語の libra の複数形は librae (リブラエ)なのだが、
その略号 lb.の複数形は、なぜか lbs.なのである(パウンズと読む)。



≪9月20日≫


毎年この時期に開催される「日本カトリック神学会」という学会に参加してきた。
今年の会場は、兵庫県尼崎市にある英知大学

 

南山にとっては、年中行事である「英南戦(えいなんせん)」でお馴染みの姉妹校である。

英知大学を訪れるのは、私にとっては、しかしこれが初めてであった。

名古屋から尼崎へは、新幹線とJR線を使って、1時間半くらい。
JR尼崎駅から大学へ、バスで約10分。「英知大学」というバス停がある。


学会初日は、たまたま、英知大学のオープンキャンパスの日であった。
正門近くに設置されたオープンキャンパスの受付に、
10名前後の学生スタッフが待機していた。


実は、英知大学には私の甥が在学中である。
初めて訪れた私に、学内施設などを詳しく案内してくれた(ありがと〜)。

英知大学のキャンパスは、味のある校舎が上品に立ち並んでいる。
手入れも行き届いていて、こぢんまりとした家庭的な温かさが感じられた。

実際、英知大学では、学生同士がほとんど全員顔見知りなのだそうである。
先生方との関係も親密で、ひとりひとり丁寧に指導していただけるとのこと。
これは英知大学の大きな長所であり魅力なのではないかと思う。




さて、帰りは、たまには時間を気にしない旅をしてみようと、
あえて新幹線を使わず、JR線を乗り継いで名古屋に戻った。


最初の乗り換え地点、米原(まいばら)。
私は実は今まで、ずっとこれを、「よねはら」と読んでいた・・・(恥)


米原の次は大垣(おおがき)で乗り換え。
ホームの立ち食いソバを食べたりして、のんびり気ままに乗り継いでいたら、
名古屋に着くのに、なんと4時間ほどもかかってしまった・・・
でもこういうスローな旅行も、たまには悪くない。



≪9月24日≫

秋学期の授業が始まった。
このセメスタの授業は全部で9コマ。また忙しくなるなあ。

用意周到に事を運べるよう、昨年の今頃のスケジュールを確認してみた。
すると、去年のちょうど今頃、ダイエットの目標を達成した記録が出てきた。


そうか、あれから、もう1年か・・・


去年の夏、私は体重が77キロほどもあり、身体測定では堂々たる「肥満体」であった。
体脂肪も30%以上。お医者さんから、これは危険ですよ、と言われていたのである。

そこで、ガマ蛙のような腹を引っ込めるべく、8月初めにダイエットを開始した。

そして、苦闘の末、9月25日についに目標の65キロに到達。

その後もしばらくダイエットを続け、10月下旬に62キロ台にまで落とした。
つまり最終的に、だいたい15キロほど減量したことになる。

それをなんとかキープし続けて、現在に至っているのだ。


いやあ・・・やればできるものだなあ。


あとどのくらい持つか分からないが、
できるだけ、保って行きたいものだと、
秋晴れの空を見上げながら、静かに思うのであった。


(とりあえず明日はまた飲み会なんだが・・・)



≪9月30日≫

南山大学・名古屋キャンパスの周辺に、
おしゃれで美味しい(らしい)飲食店が、
最近新しく、2つ出来たことがわかった。

まだ気づいていない方のために、ちょっとご紹介しましょう。


ひとつは、昨年末、2005年12月20日にオープンした
新感性料理、美彩(びさい)
「八事日赤病院北」交差点を名大の方向にちょっと歩くと右側にある。
有名シェフのお店らしいですぞ。〔クーポンはここにもあります〕


もうひとつは、ついこの間、2006年9月15日にオープンした
沖縄・九州料理の居酒屋、芋(いも)んちゅ
「八事日赤病院北」交差点のすぐそば。ローソンの道向かいにある。
以前、石橋コーヒー店があった場所。南山の正門から2分くらい。


・・・思うのだが、
なぜか、南山大学の周りには、
学生街的な賑わいが、いまひとつ足りないのではないだろうか。

私は以前からそのことを少し不満に思っていた。

実はこれまで南山の周辺地域には、いろいろと面白いお店があったのだが、
残念ながら、あまり流行らなかったらしく、次々と閉店してしまったのだ・・・

しかし、新しい地下鉄の駅が2つもそばに作られたことだし、
これから南山の周辺に新しいおしゃれなお店がどんどん増えて、
もっと楽しく活気に満ちた雰囲気の街になっていって欲しいと思う。


新しい店だけでなく、すでにあるお店にも、ぜひ頑張っていただきたい。


そういうわけで、

現在南山のすぐ近くにあるお店で、
私が時々利用しているお店(飲食店)を、ちょっとご紹介しましょう。


「八事日赤病院北」交差点そばの「楽屋」。南山周辺にある数少ない居酒屋のひとつ。
正門の前の坂を降りてバス通りに出ると、すぐ道向かいにある。
新しく出来た「芋んちゅ」の並び。地下鉄の駅(八事日赤)に近くて帰りが便利だ。


これも「八事日赤病院北」交差点そばにある、喫茶店「ダウニー」。
私はここのクッキーが好きで、手みやげ用によく利用させてもらっている。


おしゃれ・・・というわけではないが、定食などが安くておいしい、「さくら井」。
私が学生の頃からある古いお店である(昔は「遠州屋」という名前だった)。


地下鉄「名古屋大学」駅の近くにある手打ちソバのお店、「大桐」。
古風な店構えがいい感じ。南山の東門から5〜6分の所。


これも地下鉄「名古屋大学」駅近くにある、「グランピアット」。パスタとピザのお店。
南山の先生たちとの懇親会などで、よく利用している。リゾットも美味しい。

南山の丘のふもとの街並みの、これからの発展に期待しましょう。




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