2009年8月の雑記



≪8月5日≫

長かった梅雨がついに明けて、
やっと本格的な夏休みが始まった感じがする。

昨日は南山大学写真部の試験終了打上げ会が開かれた。


今回は金山(かなやま)の「地鶏坊主」というお店。


名前からも分かるとおり、鶏料理のお店。なかなか良い所でした。


掘りごたつ式の座席で、ゆとりのある造り。しかも平日だったので、店内は比較的に静か。

ゆったりと会話を楽しめました。



今回は、珍しくも二次会へ。

同じ金山にある「鉄板ダイニング ねぎと卵」。

部員の一人がアルバイトでお世話になっているお店らしい。
たいへん親切にしていただきました。ありがとうございます。


皆さん安全に楽しく、有意義な夏休みを過ごしてください。



≪8月7日≫

先日、研究室に、キリスト教学科の卒業生(私のゼミ生の一人)が遊びに来てくれた。

卒業後は、愛知県半田(はんだ)市役所に就職し、元気に勤めていらっしゃる。

彼女から初めて、カブトビールのことを聞いた。

カブトビールは、明治20年(1887年)に丸三麦酒醸造所が製造を始めた、ドイツ風黒ビールである。
明治33年のパリ万国博覧会で金牌を受賞するほどの品質を誇っていた。かつては東海地方で
最大のシェアを持ち、東京のエビス・ビール、横浜のキリン・ビール、大阪のアサヒ・ビールに対抗
する程の実力があったそうだ。

このカブトビールが製造されていた工場が、国の登録有形文化財、そして近代化産業遺産にも認定
さている、半田赤レンガ建物である。

しかし、たいへん残念なことに、第二次世界大戦によって、このビールの製造は途絶えてしまい、
カブトビールは、幻の名ビールとなってしまったのであった。

ところが、最近、「赤煉瓦倶楽部・半田」という市民グループが、このビールを研究し、
苦心の末、ついにカブトビールの復刻に成功したというのだ。うれしい話ではないか。

上に述べた半田赤レンガ建物(現在は半田市が管理)では、時々ビールフェスティバルが開催されていて、
そこで幻のカブトビールが生で飲めるそうだ。良いねえ。


これは、2009年7月23日の中日新聞の記事(第18面)。

ビールを手に微笑んでいる方が、うちの卒業生のゆう子さん。

活躍してますねー。

瓶詰めのカブトビールは、半田市のいくつかのお店でも飲めるらしい。

半田の人々の熱き思いが伝わってくる、偉大なカブトビール。

私もいつかぜひ飲ませていただきたいと思う。



≪8月22日≫

夏休みも残り少なくなってきましたが、皆さんお元気でしょうか。

仕事の合間に、研究室の本や書類の整理をしていたら、
机の引き出しの中から、以前沖縄のネマ・ヨーコさんからいただいた、
かわいい絵ハガキが、たくさん出てきました。

沖縄の料理やおつまみの作り方が、イラスト入りで書かれています。

暑い日が続いている今にぴったりな感じの料理なので、
ちょっとだけご紹介しましょう。

(C) Yoko Nema

沖縄風のお好み焼き。
簡単にパッと作れそうだし、おいしそう。おやつにいかが。

(C) Yoko Nema

こちらはお酒のつまみ。
お酒と一緒じゃなくても、さっぱりとしてて良さそう。

ゴーヤーは言わずと知れた健康食。
夏バテや夏カゼにも効果があるそうです。

新型インフルエンザに気をつけて、健康にお過ごしください。



≪8月27日≫

研究室の本棚や机の引き出しなどが物でいっぱいになってきたので、
いらない物をこの際、徹底的に処分して整理することにした。

今後もう使いそうにない本とか、古い文具などを、
未練未酌(みれんみしゃく)なく、きれいさっぱり処分。

おかげで、ずいぶん収納スペースが空いてすっきりした。
(実は必要なものまで誤って捨ててしまったかも知れないと、ちょっと不安に思っている・・・)


さて、その整理の際、未使用の蚊取り線香が1箱(30巻入り)見つかった。


蚊取り線香には使用期限がないらしいが、購入してもう5・6年は経っている。
さすがに効果は下がっているだろうが、捨てるのももったいないので、使うことにした。

で、取り出して火をつけようとしたのだが、マッチがないことに気付いた。
私はタバコを全く吸わないので、マッチを持っていないのだ。仕方ないのでガス・コンロで火をつけた。


その時ふと、以前友人がプレゼントしてくれたライターのことを思い出した。
家のどこかにしまってあるはず。


あった、あった、これ。
トラサルディー(TRUSSARDI)のガスライター。

箱に1994年にいただいたと書いてあるので、もう15年も前のこと。
私がタバコを吸わないことを知らずに、プレゼントしてくださったのだ。本当にどうもありがとう。

なので、ほとんど全く未使用。新品同様である。
ところが、なにせ15年もたっているので、ガスが完全に抜けていた。

そこで補充用のガスボンベを探してみたが、
トラサルディーはもうライターを作っていないみたいで、ガスボンベが見つからない。

まあ仕方がないかなあと諦めかけたところ、
なんと100円ショップに汎用ガスボンベが売られているという情報を得た。


本当にあった。100円。
ありがたいなあ。


ついによみがえった(というか日の目を見た)、トラサルディーの粋なライター。

せっかくいただいたのに、15年間もほったらかしにしていて申し訳なかったが、

今こそ愛用させていただこうと思う。

(でも蚊取り線香の点火・・・ライターとしては大いに不服かも知れない)




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