2008年5月の雑記



≪5月11日≫


南山大学写真部の新入部員歓迎コンパが開かれた。

今回の会場は、上前津(かみまえづ)の柚子(ゆず)。
なかなか良いお店でした。


人数が多かった学年が春に卒業してしまったので、ちょっとこぢんまりとした感じになったけど、
和気あいあいとした雰囲気は相変わらず。

少人数には少人数なりの利点があります
仲良く助け合って行きましょう。


新入部員の皆さんも、どうぞよろしく〜。

また一緒に飲みましょう。



≪5月17日≫

このたび初めて、腸の内視鏡検査を受けることになった。

特に体調が悪いわけではないのだが、念のためということで。



これは病院で渡された、検査食「エニマクリン」。
検査の前日は、これしか食べてはいけないとのこと。

グリコの製品。



おいしさと健康。一粒300メートル。

中にはビスコも入っている。さすがグリコ。


検査当日は朝9時に入院。
下剤などで腸を徹底的に洗浄した後、午後に検査があるらしい。

もし異常が見つかったり、切ったりすると、そのまま病院にお泊りなのだそうだ。

・・・あまり楽しみじゃないなあ。



≪5月21日≫

大腸の内視鏡検査を受けてきた。

場所は杁中(いりなか)の聖霊病院。


検査の前日は、指示通りに、グリコの検査食、エニマクリンを食す。
当然ながら質素な献立だったが、思っていたよりも美味しかった。

夜は病院から渡された下剤を飲む。
この下剤はかなり効果があって、寝る前にすでに腸がだいぶ軽くなった感じがした。

検査の当日は朝9時に病院へ。
さっそくまた下剤である。


2リットルもある経口腸管洗浄剤、ニフレック。

これは何と、「味の素」の製品。

これを15分ごとに200mlずつ、2時間かけて飲む。

味は・・・もちろん美味しくはない。けどまあ、そんなにマズくはないと思った。

1時間ほどで効果が現れる

そして便が透明になったら、準備完了だ。


ここまでは、楽だった。

ところがしかし、検査はやはり甘くない。
本番の内視鏡は、私にはけっこう辛かった。

初体験なので緊張したのが良くなかったのかも知れない。

後で聞いてみると、大腸の内視鏡検査では、

(1)前日の検査食、(2)下剤、(3)内視鏡

この3つのどれに最も苦痛を感じるかは、人それぞれなのだそうだ。
どれも全然苦ではないという人もいるらしい。

私の場合、(1)と(2)は楽勝だったんだがなあ・・・。


さて、検査の結果だが、

大腸ポリープが3つも見つかった。

幸いまだ小さなものだったので、すぐに切除。

ポリープができていたとは・・・。

検査してみて、よかった。

しかし、そういうわけで、手術後観察のため、
病院に一泊することになってしまった。


実は生まれて初めての入院(たぶん)。
部屋は4人部屋で、私なんかよりもずっと重体の方々とご一緒だった。


4つのベッドの仕切りは薄いカーテンだけ。
声も音も全て筒抜けである。


私は廊下のベンチに座って、持参した本をずっと読んでいた。


幸い、手術後の体調に特に問題はなく、翌朝、無事に退院できた。


聖霊病院は、神言会の姉妹会である聖霊修道会が建てた病院である。

キリスト教の精神に基づく病院だけあって、
お医者さんも看護婦さんも事務員さんも、皆さんとっても親切で、温かい。

この度は、どうもお世話になりました。


しかし、この入院のために已む無く休講、そして補講となってしまった授業の受講者の皆さん、
ご迷惑をおかけしてしまって申し訳ない。ごめんなさい。



≪5月31日≫

東京の上智大学と名古屋の南山大学との間の
年に一度のスポーツ決戦、上南戦(じょうなんせん)の幕が開けた。


日本を代表する二つのカトリック大学の熱き闘いは、
祈念ミサをもって荘厳に開始される。


両大学のクラブ代表者や関係教職員が共に祈りを捧げた。
聖歌隊は南山大学スコラ・カントールム。


49年に渡る決戦。これまでの成績は、上智30勝、南山13勝、5引き分け。
上智が大きくリードしている。

しかし最近5年間の成績では、南山4勝、上智1勝。
明らかに南山の方が優勢なのである。

今年はどうかなあ。

カルマーノ先生が学長に就任して最初の上南戦。

南山が勝てばもちろん嬉しいが、しかしそれよりもむしろ、

それぞれの競技において、正々堂々と気持ち良く戦って、勝負を楽しんで欲しい。




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