2008年3月の雑記



≪3月7日≫

今日は学科と学部の卒業祝賀会が連続で開かれた。


まずは11時半から、キリスト教学科の祝賀会。
第一研究棟の会議室で行われた。

この祝賀会は、教皇庁認可神学部の学位授与式も兼ねている。


今年は一名、大学院のハルノコ神父さんが、めでたく
STL(神学博士と修士の中間の学位)を授与された。


キリスト教学科の卒業生は11名。
各自の指導教員の手から、記念品が贈呈された。


みなさん、おめでとうございます。
これからの活躍にも期待しています。



12時半からは、グリーンエリアの第二食堂に移動し、
人文学部の4学科合同祝賀会へ。


色んな料理を、お腹いっぱい食べました。


みんな、これからも元気でね。

次は、3月20日の卒業式でお会いしましょう。



≪3月10日≫

学生だった頃、ちょっとオーディオにハマったことがある。

音楽をできるだけ良い音で聴きたいという思いから、
できるだけ高品質のオーディオ機器を手に入れて、
それを使って、可能な限りのよい音響を生み出そうと努力した。

しかし学生の身分では、高価な機器を購入することなど出来るわけがなく、
中の下くらいのレベルの機器を、お小遣いを貯めて、少しずつ買うしかなかった。


最初に買ったのは、レコード・プレーヤーだった。


こういう感じのやつ。
LPレコードに針を落とす形式の、今ではあまり見かけない昔の機器。

お小遣いが少し貯まったので、上前津(かみまえず)の電気屋さんに物色に出かけたところ、
お店の兄さんが、熱を込めて、特売中のレコードプレーヤーを薦めた。

ちょっと高かったけど、
その巧みな言葉にマンマとそそのかされて、つい買ってしまったのだ。


しかし私は、知らなかった・・・

レコードプレーヤーだけでは、音楽が聴けないのだということを。


レコードプレーヤーはオーディオセットの一部なのであって、
少なくともアンプがないことには、それだけでは音が出ないのである。

ガーン・・・何ということ。(ただの愚か)

次にお小遣いを貯めてアンプを購入できるまでの数ヶ月間、
このプレーヤーは空しく私の部屋の棚の上に置かれたままだった・・・。


とまあ、こういう(アホな)失敗も多々あったのだが、
自分なりに良い音を求めて、色々と努力したことは、いい経験になった。

おかげで、音の良し悪しが多少なりとも分かるようになった気がする(・・・たぶん)。



良いスピーカーを持つことは初めから諦めていた。

高品質のスピーカーは、あまりにも高価だったし、
そもそも大きな音を鳴らすための部屋がない。

そこで、自然と、ヘッドホンに凝るようになった。

ヘッドホンなんて、どれも同じなんて思ったら、大間違い。

聴き比べてみれば、違いは歴然。

音質も響き具合も、ピンからキリまで。

この違いは、感動の度合いにも大きく影響すると思う。

好きな曲は、できるだけ良い音で聴きたいではありませんか。


そこで、これまで、日本とアメリカでたくさんのヘッドホンを試して来たが、

私の一番のお気に入りは、ゼンハイザー(Sennheiser)である。


長年愛用しているのはこれ。
ゼンハイザーHD560 Ovation II。

これより上位のモデルで、値段もずっと高いHD580も試してみたが、
音質の優しさに加えて装着感の良さもあり、私はこのHD560の方が好きである。

しかし、もう15年以上も使っているので、さすがにイヤーパッドが傷んできた。

イヤーパッドだけ交換することもできるのだが、あまり安くない。

そこでこの機会に、新しいのを一つ手に入れることにした。


選んだのは、これ。HD555
上に挙げたHD560の後継モデルにあたるものだと思う。

価格は販売店によってさまざまだが、約1万5千円。
高いと思うかも知れないが、本格的なヘッドホンの中では驚きの値段ではない。

むしろ、その品質の高さからみれば、かなりお得だと思う。

コンサートホールの特等席で聴いているかのような、とっても良い響き。満足。

インピーダンスは50オームなので、ウォークマンみたいな小型プレーヤーに直接つないでもOK。
(もちろん、良いアンプを使えば、音は更に良い)

ヘッドホン愛好家のためのマニアックなサイト、「ヘッドルーム」(英語)でも絶賛されています。

あ、別に宣伝しているわけではないのですが。



≪3月12日≫

麻疹(はしか)の抗体検査を受けた。

麻疹が今年も大流行する危険があるらしい。
4月〜6月がピークになるとのこと。

そこで、南山では、ワクチンの接種で予防することが勧められている。

でも、すでに麻疹にかかった事がある人は抗体があるため、大丈夫なのだそうだ。

しかし、私は子供の頃にかかったことがあるかどうか記憶がなかったので、
確認のため、検査を受けに行ったのである。

そして、その結果・・・


じゃーん!みごと抗体検出〜!(拍手ぅ〜パチパチ)

ちゃんと麻疹ウイルスに侵されていた!

・・・えーと、まあ、さほどメデタイことではないかも。

でもちょっと安心した。

私が今回受けたのは、HI法という、一番安いやつ。1,300円

南山大学正門の前の坂を下りてすぐのところにある「やまて内科」で簡単に受けられます。
(採血するだけ。5分で終了。結果は後日教えてもらえます。)

昔かかったかどうか記憶が定かでない方、いかがですかな?



≪3月15日≫

突然だが、

この度、なんと、


神言会ハウスの院長になってしまった。

困ったなあ。

もうしばらくは、気楽な生活を送っていたかったのに・・・。

杁中(いりなか)にある、神言会ハウスのメンバーは約25名。

ここには、マルクス神父様、カルマーノ神父様など、現役、元も含めて、
南山学園の理事長、学長、事務局長、校長レベルの方々が、ズラリとそろっている。

私なんかより、ずっーと偉い方々ばかりなのだ。

う〜む。

私の運命や、いかに・・・



≪3月17日≫

南山大学では、今日の午前中に、昨年度・秋学期の成績発表があり、
午後からは、春学期の履修登録ガイダンスと登録が行われる。

いよいよ2008年度の始まりだ。


さて、南山大学・名古屋キャンパスには、
今年4月に、またひとつ新店舗がオープンする。


それが、これ。

コパン1階の、元マクドナルドがあった場所にオープンする

ベーカリー・ブォーノ

コパン2階にある同じ名前の食堂の姉妹店だと思う(たぶん)。
ブォーノ(Buono)とはイタリア語で「良い」「美味しい」という意味。(英語のgoodに当る)

そのプレオープンが、3月14日(金)〜21日(金)まで開かれている。

見学と試食のため、さっそく行ってみた。

プレオープンと言っても、ちゃんとパンもたくさん並んでいて、誰でも買うことができます。


私は「バナナ・クリームパン」と「カレーパン」を購入。飲み物はカフェラッテ。

焼きたてでふかふかの、とっても美味しいパンでした。

他にも、いろんな種類の美味しそうなパンがあります。

皆さんも、ぜひどうぞ。



≪3月21日≫

南山大学の卒業式が、昨日、
笠寺(かさでら)の日本ガイシホールにて行われた。


午前中はあいにくの大雨だったが、式が終了する頃には雨はあがった。


2,200名ばかりの卒業生とそのご家族に加えて、
お祝いのために、部活の後輩たちも大勢駆けつけ、
ホールの中も外も、通り抜けるのが困難なくらいの大賑わい。


特にすごかったのは、マルクス学長の周り。

マルクス学長時代最後の卒業式ということもあり、
一緒に記念写真を撮りたい卒業生が殺到。

順番待ちの長い列ができていた。


みなさん、ご卒業おめでとうございます。
時々、母校に遊びに来て下さいね。




これは、卒業式の前日に行われた、写真部の卒業生追い出しコンパ。


4年生の皆さん、これからもお元気で。
卒業していなくなってしまうのは、さびしいけど、
またいつか一緒に飲みましょう。



≪3月22日≫

今年はお祝い事が次々と続くが、今日は、

南山大学附属小学校復活開校式が行われた。



新築の校舎がついに完成!

今日はその定礎式と竣工式がまず行われ、
それに引き続いて、開校式典が執り行われた。


マルクス校長先生が、頼もしくも力強く、開校を宣言された。

1936年に、愛知県唯一の私立小学校として創立されたが、
戦争のために已む無く廃止となってしまった南山小学校が、

ここに、ついに復活した。

ここからまた新たな一歩が始まる。


新たに作られた校歌「こころのとびら」と、
ともだちのうた「みんなの夢かなえよう」が、合唱団、ピアノ、オーケストラで演奏された。


式典の後は、新校舎の見学会と、祝賀懇親会。

気品があって、落ち着いた感じの、
広くて美しい、実にすばらしい校舎だった。


これは、聖堂。小学生用のちっちゃなイスがかわいい。


広い芝生のグラウンドが、なんと校舎の3階にある。


全国から選り抜きの優秀な先生方のご活躍も楽しみ。



≪3月27日≫


春の陽気に誘われて、学内の桜が花を開き始めている。

4月1日の入学式の頃に、タイミングよく満開になりそうな感じだ。


新入生を迎える準備も順調に進んでいる。

これは昨日開かれた
キリスト教学科2008年度新入生オリエンテーション合宿に
スタッフとして参加してくれる学生の皆さんとの打ち合わせ会議。

(打ち合わせ5分、後は親睦。たいへん楽しい会議でした。)


皆さん、どうぞよろしくお願いします。
楽しい合宿にしましょうね。




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