ここでの生活に少し慣れてくると、まわりの自然に目が行くようになった。ゴールドコーストは水路、運河、汽水湖が入り組み、複雑な地形になっている。地図を見ると運河に櫛の歯のように盛り土部分が突き出て気味が悪いような部分もある。昔、ゴールドコーストは低湿地帯であったが1930年代以降、南のTweed Riverから運んだ土を用いた工事が進められ、現在では運河の近くにも人間が住めるようになっていると聞いた。
ボンド大学から海岸までバスに乗っていく間にも何度か水路や運河にかかる橋を渡る。また大学の敷地も湖の一部を擁している。このため、周辺に水鳥がよく見られる。また、まわりは郊外で緑が多く、珍しい花も多い。以下では、主として学内および大学周辺で見られる鳥や花を紹介したい。 |