2005年12月の雑記




≪12月1日≫

昨日、南山大学・瀬戸キャンパスの卓球場で、ウイングクラブ主催の、卓球大会が開催された。

これは毎年この時期に開かれている恒例のイベントで、初心者から熟練者まで、卓球好きな方なら誰でも自由に参加できる、楽しい集いである。

1チーム3名編成。シングルとダブルスで競技する。上級者の方々の腕は、なかなかのもの。学生時代に卓球部だったという方々もいて、思いがけない人が実はスゴ腕プレーヤーだったりするのだ。

南山には、瀬戸と名古屋の両キャンパスに卓球同好会があって、卓球大好きな教職員の方々が、毎週ご一緒に卓球を楽しんでおられるそうである。初心者も大歓迎とのこと。ご興味のある方、いかがですか?



≪12月11日≫

久しぶりに京都に行ってきた。

京都大学の中世哲学研究会が主催している研究会に参加するためである。
今回はその第184回で、山田晶(やまだ・あきら)先生の講演会が開かれた。

山田先生は京都大学名誉教授で、京大を退官された後、南山大学にいらして教鞭をとられていた。
中世哲学研究の分野で非常に高名な方。私の大学院時代の恩師でもある。

しばらくの間、体調をくずしておられたが、幸いずいぶんと健康を回復され、今回の講演会が可能となった。

久しぶりに先生にお会いできて、とても嬉しかった。


会場はここ、京大会館。
京都駅から地下鉄で丸太町に出て、そこから徒歩で約20分のところ。
京都大学の医学部や薬学部が近くにある。


さすがは京大。いろいろな分野の研究会が同時に開催されていた。


地下鉄丸太町駅を出ると、そこは京都御苑(ぎょえん)の西南端である。
京大会館へは、御苑の横をずっと東に歩き、鴨川(かもがわ)を渡る。

 

京大会館のすぐそばにある、手打ち蕎麦(そば)のお店、「きく屋」さん。
京風のおいしい蕎麦がいただける。



≪12月17日≫

昨日開催された、2005年度南山大学降誕祭
第一部の聖式にも第二部のパーティーにも、たくさんの人たちが集まってくださり、大盛況のうちに、荘厳かつ明るく楽しいクリスマスのお祝いがなされた。


第一部のクリスマス聖式。
主司式はマルクス学長。そして、カルマーノ学園理事長と宗教教育委員長の鳥巣先生が司式者として参列してくださった。

式中の音楽を担当してくださったのは、南山大学管弦楽団のみなさんと、南山大学スコラ・カントールムのメンバーを中心として構成された、南山大学降誕祭合唱団「コールス・ユビラーテ」。弦楽四重奏や、弦楽と金管によるアンサンブル、伝統的なクリスマス・キャロルが演奏された。クリスマスに相応しい、清らかで聖なる雰囲気の典礼であった。


マルクス学長が講話をしてくださった後、文科系クラブ、体育会系クラブ、大学祭実行委員会、降誕祭実行委員会の代表者4名が前に出て、それぞれの1年間の活動をふりかえり、神に感謝の祈りを捧げた。


オルガンと共に聖歌の伴奏を担当してくれた金管奏者の方々。聖式の始まりに、「来たれ友よ」、そして式の締めくくりに、「天のみ使いの」という、良く知られたクリスマスの聖歌を、参加者全員で声高らかに斉唱した。


神言神学院大聖堂での聖式の後は、ロゴスセンターホールへ場所を移動して、第二部のクリスマス・パーティー。第一部とは雰囲気を変えて、とても賑やかなパーティーが始まった。


PPC(受難劇クラブ)は、降誕祭に因(ちな)んだ心温まる劇を演じてくれた。受難劇で鍛えられた声と演技はさすがだ。


第一部でも活躍してくれた、コールス・ユビラーテは、ここでも、西脇先生の指揮のもと、クリスマス・キャロルを披露。澄んだ美しいハーモニーを聴かせてくれた。


南山短期大学ハンドベル・クワイヤーの皆さんは、今年もすばらしいチームワークで、すてきな演奏を聴かせてくださった。ハンドベルが奏でる優しい音色に、心が癒された。


クリスマス・パーティーの締めくくりは、やはりこれ。キャンドル・サービス。

ひとりが持つ1本のローソクは小さいけれど、その光が他の光を生み、しだいに光が増えていって、全体が明るくなって行く。これはまるで、人間ひとりひとりが持っている心の光が、他の人々との交わりの中で点火され、しだいに広まって、互いに照らし合いながら明るく輝いていくかのようだ。

心の光とは、すなわち、愛だと思う。ひとりの人が心に愛を持てば、それはその人の心だけではなく、他の人の心をも温かくし、勇気づけ、励まし、希望を与えるのではないだろうか。その光がだんだん増えていって、もっともっとこの世が明るく輝いたらいいなあ。


☆この降誕祭を、長い時間と手間をかけ、心をこめて準備してくださった降誕祭実行委員会の皆さんに、心から感謝します。皆さんの心をひとつにした献身的なはたらきのおかげで、今年も本当にすばらしい降誕祭が実現しました。本当にどうもありがとう☆ お疲れさまでした☆



≪12月19日≫


今朝の名古屋は、22cmの積雪。実に58年ぶりという記録的な大雪にみまわれた。

大雪警報が発令されたため、南山大学の今日の午前中の授業はすべて休講。午後の授業については、11時の時点での警報の発令状況にしたがって決定されることになる。→【追記】今日は全時限休講となりました。

現在午前10時ごろ。まだ雪が降り続いている。上の写真は、第一研究棟6階からグリーンエリアを見下ろした景色。木立が白い雪の花を咲かせていて、とてもきれいだ。


雪は昨日の午後から降り始めた。雪が静かに舞い落ちる中、南山大学の神言神学院(しんげん・しんがくいん)大聖堂では、南山大学スコラ・カントールム合唱団(通称、「なんすこ」)の定期演奏会が行われた。

今回で第二回となる定期演奏会は、ぢぇいふぉん氏の指揮で、グレゴリオ聖歌や、バード、スヴェーリンク、ヴィクトリア、高田三郎の作品、クリスマス聖歌などが演奏された。最近、学内・学外での活躍めざましい「なんすこ」だが、その音楽的成長ぶりを証しする、みごとな演奏だった。


ステージは三部に分かれていたが、その第二ステージでは、器楽合奏も披露された。なんすこの伴奏をいつも引き受けてくださっているぴょんきちさんのチェンバロ、あるぼん氏のリコーダー、そして南山大学教授、大森先生によるチェロ。曲はビバルディのソナタ。息の合った味わい深い三重奏であった。



≪12月24日≫

メリー・クリスマスです。

今日の名古屋は、とっても良いお天気になりました。
すがすがしい気分で降誕祭をお祝いできそうです(寒いですけど)。

クリスマスは心に愛の光を取りもどす日。
みなさま、どうぞ楽しく温かな時をお過ごしください。




≪12月26日≫

クリスマスは楽しくお過ごしになられましたかな。

東京にいる妹が、クリスマスプレゼントと言って、こういうものを送ってくれた。


あみねこ というのだそうだ。手作りらしい。

最近、妹の近辺でブームになっているとのこと。知ってましたか?

なんか、もう・・・とっても力が抜ける、いや、ほのぼのとした不思議キャラだ。


おい・・・寝るな。




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