≪6月3日≫
★今年の上南戦が始まった。
上南戦とは、名古屋の南山大学と東京の上智大学の間で行われている、スポーツを中心とした総合競技大会である。46回目を迎える今年は、東京を開催地に、6月3日から5日にかけて行われる。
今朝8時半ごろ、南山大学選手団が名古屋キャンパスから東京に向けてさっそうと出陣した。
南山にとって、今年の上南戦には大きな目標がある。3連勝の悲願達成である。南山は46年間の上南戦の歴史の中で、上智に大敗を喫してきた。私の学生時代には、ボロ負けの連続であった(ちなみに、昨年までの通算成績は、南山大学が11勝・29敗・5引き分け)。
しかし近年の南山は違う。マルクス学長の鼓舞もあって南山選手団の士気は大いに高まっており、今や上智大学と対等に勝負できるまでに成長しているのだ。去年は念願の連覇を10年ぶりに達成した。
そして今年。もし勝てば、史上初の3連勝となる。同時にそれは、今年就任13年目を迎えるマルクス学長の時代で見るならば、7対6で南山が上智に勝ち越すことになるのである。ぜひ頑張ってほしいものだ。私たちも心を込めて応援しましょう。
ところで、東京のJR中央線とJR京浜線の電車の中には、今、このポスターが貼られている(6月1日〜4日まで)。
東海地方ではかなり有名な南山大学だが、東京ではまだあまり知られていないそうである。上南戦という、愛知の南山と東京の上智との間で繰り広げられているこの熱きスポーツの祭典を通して、東京のみなさんにも南山の名前をもっと知っていただけたらうれしい。
さて、上南戦はすでに競技が始まっている。現在までの成績は南山が6勝、上智が2勝である。今のところ南山が圧倒している形だ。あと12種目で勝利すれば、南山の総合優勝が決まるそうである。勝つといいなあ。(上南戦情報は→こちらです。)
≪6月6日≫
南山大学3連覇おめでと〜!!!
ひゅぅ〜、ひゅぅ〜、ひゅぅ〜〜!
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この土日に東京で行われた上南戦は、総合成績18対13で南山大学が上智大学を下し、勝利を収めた → 公式結果報告はここ
この3連勝はすばらしい。なんといっても、2003年東京、2004年名古屋、2005年東京というパターン、すなわちホームが1回、アウェイが2回という、難しいパターンでの連勝なのである。このことは、南山が今や上智よりも強くなったということを、力強く証明している。
あの弱かった南山がここまで強くなった。
うれしいなあ。
よくがんばったね。
上智大学にも心から感謝しましょう。南山がここまで成長してこれたのは、上智がずっと南山にきびしいムチを与えてくれたおかげなのである。南山はようやく、長年の恩に報いて、上智と対等に戦える相手となったのだ。
いやあ、めでたい。
マルクス先生おめでとうございます。
こりゃひとつ、祝宴を開かなければなりませんね。
私が顧問代理を務めている準硬式野球部も、4対2で勝ったとのことである。
おめでとう〜。やったね!
≪6月9日≫
ロゴスセンターでは昨日、ロゴスセンターを拠点として活動している4つの学生クラブのメンバー全員のための、ロゴス懇親会が開かれた。これはこの4つのクラブの1つで、ロゴスセンター直属のクラブである、LLC(エル・エル・シー)の主催で、毎年行われている恒例の親睦会である。
同じロゴスセンターで活動する学生同士、せっかくだからお友達になりましょう。お互い助け合っていきましょう、というのがこの懇親会の開催趣旨である。たいへんすばらしい考えだと思う。
ロゴスのホールがいっぱいになった
ロゴスで活動するクラブは、LLCのほかに、受難劇(PPC)、アヴァンギャルド、スコラカントールムがある。どれもキリスト教精神に関連のあるクラブである。メンバー総計は現在、70人を超えている。
懇親会ではサンドイッチや揚げ物などの料理が出されたが、すべてLLCのメンバーによる手作りだった。これだけの人数分を準備するのは、さぞかし大変だったことだろう。
ゲームの時間が始まるよ〜
ソフトドリンクで乾杯し、食事をしながら和やかに談話。やがて、各種のゲームやクイズが始まり、一同大いに盛り上がった。
LLCはこの懇親会のために何日も前から計画を立て、一生懸命準備をしてくれた。当日も、懇親会そのものは2時間あまりだが、その前の食事の準備だけでも3・4時間は優にかかっているはずだ。終了後も、2時間以上かけて完璧に後片付け作業をしてくれた。これは、LLCのメンバーみんなが一致団結して協力し合わなければ、とても実現できないことである。
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長年に渡るLLCというクラブの伝統の力も大きいように思う。先輩たちから受けついだノーハウと、新しいものに挑戦するクリエイティブな精神とが合体して、今年もたいへん味のある楽しい懇親会を成功させてくれた。心から感謝したい。本当にどうもありがとう。
★ロゴスセンターを拠点として活動を続けている4つの学生クラブの活動を、簡単にご紹介しておきましょう。どれも明るく楽しい雰囲気のクラブです。いつでもメンバー募集中。あなたも一緒にどうですか。
LLC ロゴス・ライフ・コミュニティー。ロゴスセンター直属の学生クラブ。学生間の交流、旅行、合宿、親睦会などを企画し実行している他、南山大学聖誕祭の企画実行にも公式に携わっている。 受難劇(PPC) パッション・プレイ・クラブ。野外キリスト教劇『受難』を手がけている演劇クラブ。真摯で熱意あふれる手作りの演出と演技は非常に高い評価を得ている。公演は、毎年10月の第2土曜日。 アヴァンギャルド 社会福祉・奉仕活動を実践しているクラブ。ホームレスの方々への炊き出しなどに積極的に参加している。 南山スコラ・カントールム 合唱団。パレストリーナ、シュッツ、バッハなど、キリスト教の伝統的な教会音楽を中心に演奏する、混声合唱団である。公演の他、各種の学内行事においても活躍している。
≪6月11日≫
南山大学・名古屋キャンパスの正門の前の坂を下ったところに、ヒッコリーというハンバーグのお店がある。
私はここのハンバーグやハンバーガーがけっこう好きで、時々食べに行っている。メニューはすべてテイクアウトもできるので便利だ。電話で先に注文してから出かければ待たされることもない。
この店には、ハンバーグとハンバーガーという2種類のメニューがある。ハンバーグの方は、ご飯と付け合せの野菜が付いてくる、いわゆるハンバーグ・ステーキみたいなものである。ナイフとフォークあるいは箸で食べるので食べやすいし、これはこれで、おいしい。
しかし、どっちがよりおいしいかと言えば、
やっぱり、ハンバーガーだよな
と、私は思うのである。
ここのハンバーガーは、けっこうデカくて、分厚い。
それゆえ、
上品に食べることは極めて難しい。
第一に、アゴが外れんばかりにガバッと大口を開けてかぶりつかなければ、食べ始めることすらできない。更には、かみついているうちに、口のまわりにタレがベタベタと付いてしまうし、そのタレや野菜とかがボタボタと垂れこぼれて、両手もぐちゃぐちゃになってしまうのだ。
でも美味しい〜。
恥も外聞もなく、豪快かつ野性的にガブリと噛み付き、ただひたすらに、むしゃむしゃがつがつとこれを食せば、も〜、最高〜。
こういう時にはもはや「美味しい」というような、大人しい言葉は似合わないような気もする。
うめ〜!
といった、より素朴で率直なヨロコビの声の方が、ふさわしいようにも思われるのである。
・・・さて。それはともかくとして。
え〜と。
今日のお昼に私は久しぶりにヒッコリーでテイクアウトをしたのだ。しかし、そのついでに、近くのスーパーに買い物に行ったのである。そして、煮干しを1袋買った。
その煮干しなのであるが・・・その袋に、こう書かれていた。
2月14日は煮干しの日。
え、そうだったのですか。
知らなかった・・・
私は煮干しが大好きである。
でも・・・
(ここからは、波田陽区さん風に)
でも・・・実はその日は・・・
バレンタインデーですから〜! 残念〜ん!
にぼしで元気。
≪6月18日≫
★昨日は今年私が実行委員を務める南山大学ウイングクラブの、今年度最初の企画である「上南戦三連勝祝賀会」がロゴスセンターで行われた。約40名の方々がお集まりくださり、大いに食べ、大いに飲んだ。
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最初の企画が無事成功してほっとした。
実行委員のみなさん、どうもお疲れ様でした。
準備も片付けも、いやぁ〜、とってもたいへんでしたね(楽しかったですけど)。
祝賀会が終了し、片付けと掃除が終わったところで記念写真。
みなさん、どうもありがとうございました。
★ところで、最近、キリスト教学のゼミ(演習)の資料をいろいろ探していたところ、次のようなルルドの聖母についての本が見つかった。
Lawrence G. Lovasik, Our Lady of Lourdes (New York: Catholic Book Publishing Co., 1990)
U.S. $12.50 /¥1,554 (税込)
ルルド(Lourdes)とはフランス南西部にある町の名前である。ここに、病気を治癒する不思議な泉がある。
1858年、この町にある洞窟で当時14歳だったベルナデットという少女に聖母マリアが現れた。そしてそこに泉がわき出した。実際にこれまで多くの重病の人がこの泉の水で奇跡的に癒されたという。今でも毎年200万人もの人々がこのルルドの泉を訪れているそうだ。
さて、この本、表題と出版社と値段から、たぶんカトリック信徒向けのさほど重たくない解説書だろうと私は推定した。
ゼミで使うのにちょうどよさそうなので、さっそく注文。
数日たって送られてきた。
ところが・・・
なんとそれは、子供向けの絵本だったのである。
たしかに、信徒向けの、重たくない解説書ではある。
でも
重たくなさすぎ・・・
しかも・・・
小冊子の10冊セット(泣)
こんなにたくさんいらないよ〜
というわけで、この絵本、欲しい方に差し上げます。
ご希望の方は、私の研究室までもらいに来て下さい(残りあと5冊です)。
ちなみに、この絵本の著者Lovasik神父さんは、マルクス学長や私が所属する神言修道会の神父さんであった。
身内の人の本だったとは。これも本が手元に届いて初めて知った。
≪6月24日≫
★うちの学生のひとりから、すてきなものをもらった。
・・・携帯電話をもらったわけではない。
もらったのは、この電話のストラップにつけている青い色の小さなやつである。
これ。
さぁて、これは一体なんでしょう?
なんと驚き!
中にはちっちゃなマリア様の御像が入っているのだ。
身長2.5 cm のマリア様である。
岡崎市にある修道院のシスターが作っていらっしゃるものらしい(後で聞いたところ、そういうわけではないらしい)。
袋の色は、青のほかにもピンクや縞模様などがある。
クラブのお友達にプレゼントしようと、たくさん買ってきたのだそうだ。
で、せっかくだから祝別(聖別)してもらおうと、私のところに持ってきた(私も一応神父なので、祝別ができる)。
そしてついでに私にもひとつ、くれたのだった。
どうもありがと〜。
これはかわいい。
でも携帯をズボンのポケットに入れてて、うっかりお尻でふんだりしないように気をつけなければ・・・
≪6月29日≫
先日、写真部の卒業アルバム用の写真のための撮影が行われた。
誘われて、私もちょっと顔を出した。
お昼休み時間に、グリーンエリアに集合。
日差しがけっこう強かったので、みんな木陰に集まっていた。
雰囲気のよい撮影スポットは他にもいろいろあるのだが、晴れていたので、今回はこのグリーンエリアになった。
写真を撮ってくれたのは、南山ではもうお馴染みのプロのカメラマンの方。
アルバムに載せるための写真を、学内のさまざまなイベントの時にも撮ってくださっている。
毎年この時期になると、卒業アルバム用のクラブ写真やゼミ写真、卒業生たちの個別の顔写真などの撮影が行われる。
撮ってもらった写真は、きれいに編集されて、卒業アルバムに掲載される。
これが南山大学の卒業アルバム。
約35名ほどの学生スタッフからなる「南山大学卒業アルバム委員会」が作成してくれているもの。
縦365mm、横275mm、幅25mm、重さ2.75kg。
このずっしりとした重さと存在感は、青春時代の日々の大切さを象徴しているかのようでもある。
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