2007年3月の雑記
≪3月8日≫
もうすぐ卒業式である。
昨日は、人文学部の卒業祝賀パーティーが開かれたが、
その日、それに先立って、
キリスト教学科では、独自の卒業祝賀会が行われた。
南山大学のキリスト教学科は、南山大学と併設された
「教皇庁認可神学部」にも属している。
この神学部は、バチカンの教皇庁から正式に認められた教育機関であり、
リチェンツィア(Licentia)という、世界に通用する特別な学位も取得できる。
今年の卒業生は、合計14名(リチェンツィア授与は2名)。
どうもおめでとうございます。
これからも元気にがんばってください。
南山大学の卒業式は、21日(春分の日)に
レインボーホールで開催される予定。
≪3月12日≫
南山大学・名古屋キャンパスに新設中だったB棟、C棟、
そして山手通り門(東門)とアクセスロードが、
ついに完成!
今日、その竣工式が執り行われた。
南山の新しい、山手通り(やまてどおり)門。
(これは、その門の中央に置かれた南山の表札)
大通りに面した堂々たる門だ。
南山の入り口がどこにあるか分からないということは、もうなくなるだろう。
山手通り門からキャンパスへと通じるアクセスロード。
散歩道風の歩行路である。周りの木立や芝生が生えそろえば
清清しい雰囲気の通学路になることだろう。
そしてこれがB棟(右)とC棟(左)。
(H棟の屋上から撮ってみたのだが、う〜ん、あまりうまく撮れてないなあ・・・)
B棟は4階建てで、すべて教室である。
400人規模の教室が2つ、200人規模の教室が2つ、
30〜50人規模の教室が6つ、合計10の教室が作られている。
C棟には、1階と2階に2つの食堂が開かれ、
そして3階に教務課と学生課のオフィスが置かれる。
2棟とも、南山らしいデザインのしゃれた建築である。
新しい東門やアクセスロードと共に、このあたりは
きっと、たくさんの学生や教職員で賑わうだろうなあ。
4月からの新学期スタートが楽しみだ。
これは竣工式のおみやげにいただいた、南山クッキー。
とっても良い感じ。
≪3月18日≫
穏やかな暖かい日であった。
私は土日も平日と全く同じように学校に出かけ、
朝から晩まで研究室で過ごすのが常なのだが、
今日はお昼に特別なお祝い会があったため、
学校へは午後から出かけることになった。
部屋の掃除や洗濯をした後、天気も良いので
久しぶりに、ハウスの周りを歩いてみることにした。
上の写真は、すぐそばにある隼人池(はやといけ)。
池の向こう側に最近新築された、南山女子部の白い校舎が見える。
いつもはハウスと学校の往復だけなので、
こうやって、たまに散歩に出ると、街の姿が妙に新鮮に映る。
おや・・・ここは、
(夜にはすっかりお馴染みの)
丸八寿司や串太郎が並ぶ街角ではないか。
もちろん、まだ店は閉まっている。
夜とはやっぱり雰囲気がだいぶ違うなあ。
下ろされた扉の前を、春の風が吹き抜ける。
桜が咲くのも間近だ。
≪3月21日≫
今日は南山大学の卒業式であった。
会場は、名古屋港にほど近い場所にあるレインボーホール。
南山は最近、このホールで卒業式や入学式を行うことが多くなった。
広々としていて、気持ちが良いホールだ。
卒業生は今年も2,000名強。
全員が黒いガウンを身にまとい
ズラリと並んだ光景は、なかなか壮観だ。
学位授与式では、キリスト教学科がいつも最初に名を呼ばれる。
キリスト教学科卒業生の席は、最前列の一番右である。
本番前のリハーサルの時に覘(のぞ)いてみた。
皆さん、ご卒業おめでとうございます。
それにしても、4年間はあっという間でしたね。
≪3月23日≫
この春、南山大学・名古屋キャンパスには
いくつかの新しいレストランや売店がオープンする。
その中のひとつ、
クレイグズ・シアトル・エスプレス・カフェ(Craig's Seattle Espress Cafe)は
3月26日にオープン予定。
開店するのは、ちょっと驚きの、この場所。
そう、H棟の入り口付近。
ここにお店が出来るとは、予想外だった。
かわいらしいコーヒー屋さんの登場だ。
今日はそのお披露目に、プリ・オープンとして、無料ドリンク・サービスがあった。
なかなかよろしいのでは。
皆さんもぜひどうぞ。
≪3月24日≫
2007年度の新入生メンバーがもうすぐ確定する。
4月1日の入学式や履修ガイダンスで顔をあわせるのが楽しみだ。
キリスト教学科では、毎年4月下旬に、新入生のための
学外オリエンテーション合宿を開催している。
それは、キリスト教学科の教員全員が協力し合って取り組んでいる
一大イベントである(もちろん、マルクス学長もそのひとり)
学科の先輩たちも、ボランティアのスタッフとして協力してくれている。
これは昨日行なわれた、学生スタッフとの打合せ会。
今年は精鋭7名が力を貸してくれる。
良い合宿になりそうだ。
≪3月30日≫
名古屋はもうすっかり春の陽気に包まれている。
南山大学(名古屋キャンパス)の桜は、ほとんど満開だ。
来週初め、4月1日は入学式なので、ちょうどタイミングが良い。
今年キリスト教学科には、24名の新入生がやってくる(定員は20名)。
女性が男性のちょうど2倍の割合だ。
新入生のみなさん、どうぞよろしく〜。
授業では、「ラテン語文法・講読」で顔を会わせることになる。
南山のキリスト教学科は、全国でもおそらく他には例がないと思うが
古典語のラテン語が第一必修外国語なのである。格調高いでしょ。
けっこう手ごわい言語ですが、新入生のみなさん、がんばりましょう。
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