2005年7月の雑記



≪7月4日≫

ロゴスセンターの電源が突然切れてしまった・・・

南山大学からロゴスセンターにつながっている電線のどこかがどうやら漏電しているらしい。

昨日からずっと降り続くこの雨が、
どうやら引きがねになってしまったようである(雨が降ることそれ自体は喜ばしいことだったんだが・・・)。

南山大学の施設課の方々と清水建設の方々、その他電気の専門家の方々が多数来てくださり、
大学の授業時間が終了する午後6時を待って、復旧作業を開始してくださった。

現在、夜の9時。まだ復旧作業は続いている。
思いの他、傷は深かったようだ(だいじょうぶか、ロゴス)。

施設課の方々はじめ、皆さんもうとっくに勤務時間は終わっているのに、
闇に飲み込まれてしまったロゴスセンターを救い出し、そこに再び光を灯すため、
懸命に働いてくださっている。

本当にありがとうございます。





<7月5日付記>

昨夜の修復作業が終了したのは、夜の11時半ごろであった。
夜遅くまで作業をしてくださった皆さん、どうもありがとうございました。

しかし、雨が降り続く昨夜の情況では漏電箇所の特定は無理だったので、応急処置として、大学の電気室からはるばる電線を引いて電気を供給していただいた。電気がなければ、にっちもさっちも行かないのである。調査と修理は引き続き今日も行われる。

内部系統は危険で使えないため、
外から電気を供給

はやく直るといいなあ。


・・・その翌日、電気システムは無事に復旧しました。どうもありがとうございました。



≪7月11日≫

金沢まで行ってきた。



南山大学のウイングクラブ(教職員の親睦クラブ)が今年の秋に計画しているバス旅行の下見のためである。

加賀温泉郷の山代(やましろ)温泉、金沢の兼六園(けんろくえん)などをめぐり、お宿や食事場所、移動にかかる時間などを確認してきた。


名勝として名高い金沢の兼六園。金沢はかつて城下町であった。兼六園は金沢城の外郭をなす庭園だったそうだ。


山代温泉は、古くから湯治客や旅人に親しまれてきた北陸の名湯のひとつ。山や森に囲まれた、空気のきれいな所だった。


加賀温泉郷・粟津(あわづ)温泉の近くにあるテーマパーク、「ゆのくにの森」。九谷焼(くたにやき)や手漉きの和紙など、さまざまな伝統工芸が体験できる。


観光名所もいいけど、私にとって旅行の楽しみのひとつは、高速道路のサービスエリアの売店で、肉まんとか串焼きとかを、気分にまかせて食べ歩くことである。お祭りの出店みたいで楽しいし、地域独自のものを味わえたりもする。


・・・というわけで、ウイングクラブ会員のみなさま、
今年のウイング旅行は10月15日(土)〜16日(日)に計画されています。
もしよろしかったら、ぜひご参加ください(申し込みの受付は近いうちに始まります)。



≪7月18日≫

南山大学の2005年度オープンキャンパスが昨日開催された。

受験生を対象に、キャンパス見学や模擬授業が行われ、各学科の相談コーナーなどが設けられるこのイベントには、毎年大勢の高校生が訪れてくれている。今年は昨年をかなり上回る、4,300人くらいの人が来てくれたそうである。すごいなぁ。


南山大学(名古屋キャンパス)を訪れる高校生たち。みなさん手に青いバッグを持っているが、これは、


来てくれた人にもれなくプレゼントされた、南山バッグ。中にはオープンキャンパスのプログラムや南山グッズがはいっている。

今年の南山バッグは、愛知県で開催中の万国博覧会、「愛・地球博」のマークが入っているスペシャル版である。実は南山大学のマルクス学長は、「愛・地球博ボランティアセンター」の会長を務めているのだ。


体育センター・メインアリーナにはモリゾーとキッコロも登場。


中には元気なお姉さんが入っている。


キリスト教学科の相談コーナーも、かつてないほどの盛況ぶりを見せた。相談に来た人の数は実に64人。これは昨年の約3倍である。2002年度はわずか3人だけだった。2003年度は16人、2004年度は23人に増えた。そして今年の64人。キリスト教学科の人気は急上昇中だ。


体育館では、文化会・体育会・クラブ委員会共催の、「クラブパラダイス」が行われた。いつもながら迫力のある演技を披露するラッスルズのみなさん。



≪7月26日≫

★台風7号の接近で、暴風警報が発令されたため、今日(7月26日火曜日)は臨時休校である。

次のようなお知らせが、南山大学から出されている(オリジナルはここ)。

危険だから、今日はおうちで良い子にしていましょう。

7月26日(火)午前11時現在、愛知県東部に暴風警報が発令されています。台風の接近に伴い、名古屋・瀬戸キャンパスとも、本日の全ての時限の定期試験および授業は中止します。
中止になった試験の代替日程については、名古屋キャンパス教務課/瀬戸キャンパス学生情報のHPで確認してください。
なお本日は、課外活動、施設・窓口等の利用による学内への立ち入りも禁止します。外出等を控え、安全確保に十分留意してください。


※中止になった試験の代替日程は、7月27日(水)午前7時より、Web学生用システムで確認できます(名古屋キャンパスの人はこちらから/瀬戸キャンパスの人はこちらから)。


そうなのだ。今日はまだ定期試験の日なのである。

暴風雨のおかげで、今日の試験はぜんぶ延期になってしまった。


試験だけでなく、施設も窓口も、クラブ活動も、
み〜んな、お休みである。

だって暴風警報が出たんだもん。安全第一。


図書館まで、臨時休館になってしまった。

図書館が突然お休みになると、
人によっては、借りてた本がたまたま今日、返却の締め切りだったりして、

え〜っ、そんなの、こまるこまるこまる〜!

となったりするであろう。

締め切り日までに返さないと、延滞料をとられちゃうからね。

パニックに陥ったあなたに、ではよいことをお教えしよう。

こういう場合は・・・

利用者各位

臨時休館することに伴い、翌開館日に資料を返却された場合のみ、
臨時休館日分の延滞料を免除します。翌々日以降に返却された場合には、
臨時休館日分も含めて、通常どおり延滞料を算出します。ご了承ください。


と、なります(これは図書館からのお知らせ。オリジナルはここ)。
どうぞご安心あれ。明日返しましょう。


さてしかし、現在午後6時ごろなのだが、暴風警報が出ているわりには、
いまだに、たいへん平和である。

風はほとんどなく、雨もたいして降っていない(というか、すでに晴れてる)。

暴風よ、いったい君はどこへ行ってしまったのか。
いつごろから暴れるつもりなのか(ほんとに暴れるのか?)


というか・・・


おお!空にはなんと、みごとな虹が。

平和だ〜。

神さまに感謝(合掌)。


で、暴風はいったいどこに・・・?



ま、いいでしょう。



話は変わるが、このごろはセミがすごい。

ものすごい、セミの鳴き声である。


南山大学は、このように、樹木に囲まれているため、
生息しているセミの数は半端ではない。

今年はしかし、いつも以上にセミの数が多いような気もする。

学内ではいたるところで聞こえるセミの鳴き声だが、
セミの声を、とりわけたっぷりと満喫できるのは、


たぶんここであろう。
正門を入って図書館前に出るまでのメインストリート。

すさまじい量のセミの声のシャワーを浴びることができる。

ちょっと形容しがたい音の嵐に、軽く幻覚を覚えるほどだ。

うるさいというよりも、なんだか魔法にかけられている気分が、私はする。


この木々の下にたたずみ、静かに目を閉じていると、

何か、とても不思議で、すてきな事が起きそうな・・・


そう、たとえば美しいセミの妖精が目の前に現れたりして・・・






・・・あ、いや、けっこうです。




≪7月28日≫

今年の秋に、南山学園の主催で開催される予定のコンサートをご紹介しよう。
学内にポスターが貼られているし、南山大学のホームページにもリンクが貼られているので、もうすでにご存知の方も多いであろうが、9月18日の、このコンサートである。


「ひたすらないのち 愛知演奏会」
愛知県芸術劇場コンサートホール(名古屋・栄)
2005年9月18日、午後3時開演(7時終演予定)

これは、高田三郎というカトリックの作曲家の合唱曲作品の演奏会である。しかしただの演奏会ではない。日本全国から、こと高田三郎作品の演奏にかけては第一級の権威をもつ演奏家が一堂に会するのだ。

全国から集結する合唱団の総人数は600人を超える。指揮は、小松一彦さんや須賀敬一さんなど。伴奏者もすばらしい。吉田文さんや木島美紗子さんのパイプオルガン、中村有木子さんや川井敬子さんのピアノ、小松一彦さん指揮の南山大学管弦楽団など。豪華すぎるほど豪華なキャストだ。

オーケストラなどの人数を加えると、演奏者の数は800人ほどになる。愛知県芸術劇場コンサートホールの客席数は1,800だから、この演奏会、ホールに集まった人々の約三分の一が演奏者ということになる。こんな演奏会、めったにあるものではない。

高田三郎さんの作品で最もよく知られているのは、おそらく、「水のいのち」であろう。合唱をやっている人で、この曲を知らない人はいないとまで言われている名作である。今回のこの演奏会では、この「水のいのち」を初めてオーケストラ伴奏で、しかも600名を超える合唱団メンバーで、文字通り大合唱する。圧倒的な感動に、ホールに集まったすべての人が包まれるにちがいない。

入場料は全自由席で、3,000円。演奏会の規模と演奏者の豪華さに照らし合わせれば、安いものである。チケットはまだあるそうだが、じきに売り切れるはずなので、ご興味のある方は、お早めに。

このコンサートの情報は、こちらをどうぞ。
ひたすらないのち 愛知演奏会





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