●Macユーザーの学生へ
分析方法サンプルとして提供しているRのスクリプトは,Win用にshift JISコードで作成されています。そのままMacのRで読み込むと文字化けを起こします。読み込んだ後,Rの「フォーマット」から「エンコーディングを指定して再読み込み」,「日本語(shift JIS)」を選ぶと文字化けが解消されます。
●依頼したアンケート用紙は,できるだけ早めにD棟6階の浦上のメールボックスへ入れてください。今週末には入力を行います。
●11月2日は3限のみ,DB1で行います。
●11月9日は,10月26日と同じ教室で受講してください。
また可能ならば自分のPCを持ってきて利用することをすすめます。
●DB1教室における着座位置
後ろ6列には着席しないこと。
●10月19日の授業での効果量について詳しい参考論文
●10月12日の授業でのRを使った相関のシミュレーション資料
これを参考に,いろいろと調べながら遊んでみるとよいと思います。
●10月5日の授業での参照論文
Rを使ったt分布のシミュレーション資料
これを参考に,いろいろと調べながら遊んでみるとよいと思います。
●論文読解課題について
論文の選択において,以下の点に留意のこと。
・数量的分析が行われている研究論文に限る
・ページ数が4ページ以上のものに限る
・論文は,一般的に学会誌掲載論文と,紀要掲載論文に大別できる。前者の場合は発行主体が「学会」であり,後者は「大学や特定の研究機関」である。掲載されている研究の善し悪しは一概に判断できないが,前者は掲載の可否を判断する「査読」というシステムがとられており,一定のレベルが確保されていると考えてよいだろう。後者はそういうシステムがないため,レベルにバラつきが生じやすい。研究論文を読み慣れるまでは,学会誌に掲載された論文を中心に読むことをすすめる。(なお,学会については,日本学術会議の「協力学術研究団体」であるかどうかを目安にすればよいだろう。)
●課題提出用 各種フォーム(ひな形)
「レポート課題まとめ用紙」(form1.doc)
課題2(a) 用
「レジュメ作成課題 まとめ記入用紙」(form2.doc)
「レジュメコメント用紙」 (form3.doc)
課題2(b)
「まとめ記入用紙」 (form4.doc)
●レジュメ作成課題についての補足
このサイトの「授業に関するものなど」のページからリンクされている「レジュメの書き方」などを参考にしてください。今回の課題では,「聞く側の知識が少ない場合のレジュメ」を意識してください。当然,枚数は多くなります(多くなってもかまいません)。
レジュメの中に,論文にある図表を挿入,添付する場合は,PDFファイルから切り貼りする,スキャナーやスマホで画像化して貼り込むなどの方をおすすめします。
評価時のポイント
(1) レジュメ作成における工夫(読みやすさなど)
(2) コメントの適切さや充実の度合い(短いのはねぇ…)
(3) 補足資料(内容を理解するために必要ならつけてください)
(4) 綺麗さ
●参考資料など
・「よくわかる心理統計」
心理人間学基礎演習で用いた教科書ですが,t検定,1要因・2要因分散分析,カイ2乗検定など,この授業で説明する検定についてもしっかりとした記載があります。授業ではあまり数学的な話をしませんので,こちらでその部分をしっかりとおさえてみてください。
・因子分析について
心理統計の教科書,参考書に出ています。またその多くは数式を使った説明になっています。授業では,いきなり因子分析の説明をしましたが,数学的に理解するには,相関係数→単回帰分析→重回帰分析→因子分析の順に学習をすすめることをすすめます。
数式は苦手という人は,以下の本などがよいかもしれません。
松尾太加志・中村知靖 「誰も教えてくれなかった因子分析: 数式が絶対に出てこない因子分析入門」北大路書房
後日,Rを使って分析も行うので,Rを使いながら学ぶのもよいでしょう。以下のようなものが役立つと思います。
服部環 「心理・教育のためのRによるデータ解析」 福村出版
豊田秀樹編著 「因子分析入門−Rで学ぶ最新データ解析−」 東京図書