つんつんの図書出版案内

2009年7月3日 更新

 ここで紹介する本は、拙稿ですが、関心がありましたら、図書館や書店、および出版社にお問い合わせいただき、お読みいただければ幸いです。

体験学習実践研究会を主催しながら、毎年自費出版している小誌『体験学習実践研究』が第4巻まで発行しております。一度目次をごらん頂き、関心をもたれましたら、ご注文をしてください。

著書(編著)

2005 人間関係トレーニング第2版〜私を育てる教育への人間学的アプローチ〜
  ナカニシヤ出版 (南山短期大学人間関係科監修 山口真人氏と共編)

1992年出版した「人間関係トレーニング」に6章分の加筆を行い、さらに充実した第二版の発行(津村・山口編、ナカニシヤ出版)を行った。本書は、本学における「人間関係概論」、「人間関係トレーニング」および「人間関係プロセス論」の授業において、学習者の体験を尊重した『ラボラトリ・メソッドによる体験学習』を中心に授業展開をする際に、受講者が講義をよりよく理解するために、活用している。 また、心理学・カウンセリング教育、医療・看護領域から企業内研修や環境教育など幅広い分野で読まれている。

執筆担当部分:1992年出版時の第1版の下記の章に加えて
2「ラボラトリーメソッドの誕生と構成要素」(p.7〜11)
5「学習ジャーナル−自己理解を深めるために−」(p.21〜23)
11「プロセスとは何か」(p.43〜44)
16「社会的相互作用の循環過程−役割の固着化と成長への脱出−」(p.58〜61)
18「成長のためのフィードバック」(p.66〜68)
19「グループは発達する」(p.69〜74)
21「コミュニケーションのプロセスと留意点」(p.80〜84)
41「ラボラトリートレーニングを実施するために」(p.162〜166)

31「私たちは主観的世界で生きている−「百聞一見にしかず」ってほんとう?−(p.116-119.)を追加掲載している。

2003 ファシリテーター・レーニング 自己実現を促す教育ファシリテーションへのアプローチ
 ナカニシヤ出版 (南山大学人文学部心理人間学科監修 石田裕久氏と共編)

ファシリテーター(学習促進者・援助者)の立場、役割や心得から説き起こし、さまざまな領域の教育場面におけるファシリテーター養成をめざしたトレーニングの理論と実際へと展開する。

第1部学びを支えるファシリテーショ
第2部 学ぶこと・教えることの仕組みを探る
第3部 学校教育ファシリテーションへのアプローチ
第4部 体験学習ファシリテーションへのアプローチ
第5部 教育ファシリテーションの応用と実際

執筆担当部分:
 1.体験学習とファシリテーション
 3.“教育ファシリテーター”になること
27.コミュニケーション・トレーニングの実際
31.ファシリテーター・トレーニングの実際
32.国際協力におけるファシリテーター・トレーニング

2003 教師のための体験学習実習集 Creative School クリエイティブ スクール
  −生き生きとしたクラスをつくるために− 星野欣生・津村俊充(共著)プレスタイム

この実習集の特徴

1.実習は11種類で、楽しく効果のあるものばかりです。
2.小学校からの授業で使えます。
3.全ての実習は、50分で行えるように工夫されています。
4.全ての実習は、コピーしたり切り取ってそのまま使えるようにくふうされています。
5.教師としての留意する事柄は、「ポイント」として詳しく説明されています。
6.実習の「まとめ」をしやすくするために、全ての実習に「コメント例」が載っています。
7.先生による「発話例」や「イラスト」が多数載っていて、状況や進め方がイメージしやすくできています。

○体験しよう!−体験学習を楽しむ−
 実習「匠の里」←←←←← この章の全ページがプレスタイムのホームページで進呈しています。

              ぜひ、ゲットして、試してみてください!
 プレスタイム
○つながりづくり−コミュニケーション能力を育てる−
 実習「流れ星」
 実習「一方通行双方通行のコミュニケーション」
○チーム作り−協力する力を育てる−
 実習「名画鑑賞」
 実習「誰でもリーダーできる」
○思いやりづくり−他者を大切にする心を育てる−
 実習「印象ゲーム」
 実習「思いやり」
○信頼づくり−個性を支え合う力を育てる−
 実習「ミップウォー」
 実習「サバイバル」
○私づくり−自分を知る力を育てる−
 実習「私って誰?」
 実習「私の大切なもの」

2002  子どもの対人関係能力を育てる
            津村俊充(編) 教育開発研究所

 IT化、少子化や核家族化、地域社会の変化など、子どもをとりまくコミュニケーション環境の変化等により、以前に比べ、子どもの対人関係能力やソーシャルスキルが低下してきている。そこで、対人関係能力として、対人コミュニケーションの概念や機能、あり方について解説すると同時に、子どもたちの対人関係能力を育むにはどのような学習内容や方法、スキルがあるのか、そして、それらを学校現場(小・中学校)で実践するにはどうすればよいのかを検討し、記述している。

執筆担当者部分:第1章(1)対人関係能力とコミュニケーション(p.10-14.)
対人関係能力を発揮する必要のある“人間関係とは”何かを記述し、そのためのコミュニケーションに関して、特に対人コミュニケーションのプロセスの記述を試み、ミスコミュニケーションの発生原因から、コミュニケーション能力として大切な視点を提供している。
執筆担当者部分:第4章(1)体験学習法と対人関係能力の育成(p.140-143.)
対人関係能力を育成するための体験学習法の基本的な学習ステップを紹介した後に、体験学習法を実践することによって子どもたちが育むことができる能力とは何かを記述している。また、体験学習を実践する際に、教師の子どもたちへのかかわり方の留意点を記述している。
執筆者:津村俊充(編著)、岡本真一郎、大坊郁夫、和田実、林文俊、安藤清志、他48名

2001 新版クリエイティブ・ヒューマン・リレーションズ
    体験学習による人間関係トレーニング・マニュアル-59タイトル-プレスタイム

●学習テーマにそってトレーニング・マニュアル(実習)を分冊化しました。 1つの実習が1冊のトレーニング・マニュアルになりました。今回は、「トレーニング・マニュアル」50種類、「小講義集」9種類を刊行。

●「トレーニング・マニュアル」の構成
○実習の内容、○学習できること、○ねらい、○実習の流れ、○グループのサイズ・条件、○実施のタイミング、○会場の設定、○実習の進め方、○コメント例、○教材、○配付資料

シリーズの領域は:

◎コミュニケーション、◎チームワーク(グループ・プロセス)、◎リーダーシップ、◎意志決定、◎組織活動、◎フィードバック、◎価値観、◎個人の気づき、◎アイス・ブレーキング

小講義集のタイトルは:

◎人間関係トレーニングの歴史と理念、◎人間関係トレーニングにおける体験学習、◎人間関係トレーニングの実際、◎ファシリテーターの教育観と姿勢、◎人間関係トレーニング ジャーゴン集、◎コミュニケーション、◎チームワーク(グループ・プロセス)、◎リーダーシップ・意志決定・組織、◎個人の気づき

1996 クリエイティブ・ヒューマン・リレーションズ
    CHR(Creative Human Relations)     全8巻 プレスタイム

高等教育・企業内教育・生涯学習などの教育において、体験学習を用いた人間尊重の教育実践を行うための教育理念と教育実践の基本的な考え方を記している。特に、この第・巻は体験学習の歴史的概要から体験学習の基礎的研究及び教育実践の具体的な示唆まで含まれている。(A4判、p.280、共編著)
   第・巻 人間関係トレーニング概論
        −体験学習による人間関係トレーニングを実践するために−
   第・巻 コミュニケーション
        −人と人とのかかわりを深めるために−
   第・巻 チームワーク(グループ・プロセス)
        −楽しく仕事をするために−
   第・巻 リーダーシップ
        −活躍するリーダーを育てるために−
   第・巻 組織活動と意志決定
        −生き生きとした組織をつくるために−
   第・巻 個人の気づき
        −私とあなたに気づき、私を育てるために−
   第・巻 価値の明確化
        −より充実した日々をめざして−
   第・巻 アイスブレーキングとクロージング
        −よりよい出会いと新しい出発に向けて−
1996 社会的スキルと対人関係−自己表現を援助する−
 相川充・津村俊充(編) 誠信書房
対人関係における社会的スキルの基本的概念を記した後、自分を表現する社会的スキル、社会的スキルのつまずきとして臨床的ケースを紹介しながら記述している。最後に、子供の社会的スキル、アサーショントレーニング、体験集団によるスキルトレーニングの実際を記している。(B5判、p.273、共編著)
執筆者:相川 充、津村俊充、小林正幸、岡本真一郎、和田 実、佐藤正二、菅原健介、渡辺浪二、森川早苗
執筆担当部分:第11章「体験集団によるトレーニング」(p.221〜247)
Tグループに代表されるグループアプローチによる社会的スキルトレーニングの実践とその効果について、体験学習の基本的モデルについて記した後、Tグループを用いた集中的対話によるトレーニングの具体例を示しながら記している。
1992 人間関係トレーニング 私を育てる教育への人間学的アプローチ
 ナカニシヤ出版 (南山短期大学人間関係科監修 山口真人氏と共編)
ラボラトリーメソッド(体験学習)による教育における方法論からはじまり、人間関係トレーニングにおける基本的な学びであるコミュニケーションプロセス及びグループプロセスの諸要素について論述を行っている。またトレーニングの人間観、教育観まで幅広い記述を試みている。(B5判、p.174、共編著)
執筆者:津村俊充、山口真人、會澤俊三、樋田大二郎、グラバア俊子、星野欣生、市瀬英昭、文珠紀久野、河津雄介、木村晴子、他11名
執筆担当部分:2「ラボラトリーメソッドの誕生と構成要素」(p.11〜15)
ラボラトリーメソッドとして、体験学習が誕生した経緯についてまず記し、ラボラトリーメソッドの基本的な構成要素としての、(1)集中的なグループ体験、(2)構造化された実習とふりかえり、(3)小講義、(4)記入用紙・チェックリストのそれぞれについて記述している。
5「学習ジャーナル−自己理解を深めるために−」(p.25〜27)
学習ジャーナルとは何か、なぜ学習ジャーナルを書くのか、などについて記した後、学習ジャーナルを書くときの留意点について記述を行っている。
11「プロセスとは何か」(p.46〜48)
人間関係における対人的相互作用のプロセスとは何かを記述し、実際にどのようにしてプロセスを理解するか、基本的なプロセス・データの理解の仕方について記述している。
16「社会的相互作用の循環過程−役割の固着化と成長への脱出−」(p.62〜65)
人と人とが出会って、相互作用が進むと、メンバー間に何らかの役割が生まれる。それらは、グループにおける相互作用の循環過程として生まれるステップを詳細に記述し、その循環過程から生まれる自己概念の固着化から解放するためのいくつかの視点を記している。
18「成長のためのフィードバック」(p.70〜72)
人間関係トレーニングにおけるフィードバックの機能と効果について記述し、実際の人間関係トレーニングの場でメンバー間でフィードバックを交換する際の留意点について記している。
19「グループは発達する」(p.73〜78)
グループアプローチを用いたトレーニング場面での、グループの発達過程について、(1)ギブの理論、(2)タックマンの理論、(3)シュッツの理論、(4)ベニスとシェパードの理論を紹介し、人間関係トレーニングの参加者にとっても教育者にとっても、これらの諸理論の理解の必要性について記している。
20「コミュニケーションのプロセスと留意点」(p.79〜83)
電気通信モデルに基づいたコミュニケーションのプロセスモデルをまず紹介し、人間的コミュニケーションをめざして「聴く」ことの重要性と話し手としての留意点と聞き手としての留意点を記している。
35「ラボラトリートレーニングを実施するために」(p.139〜143)
体験学習を用いた人間関係教育を実践するための、プログラミングの際の5つの基本的な視点について記し、ラボラトリートレーニングによる教育・研修のデザインのための具体的な留意点について記している。

著書(分担執筆)

2005 心理学
      浦上 昌則・神谷 俊次・中村 和彦 編著 ナカニシヤ出版
本書は、心理学の基礎的領域の知覚、学習領域の心理学から発達心理学、社会心理学、臨床心理学と幅広い心理学の基礎的事項を明解に記述している。さらには、心理学史、心理学研究の領域まで掲載し、心理学を学び、研究をめざす初学者に有用であろう。
執筆担当部分:第6章第1節対人認知のメカニズム、第2節対人的相互作用、第3節集団のダイナミックス(p.161-182.)
2002 ヒューマニスティック・グループ・アプローチ
      伊藤 義美(編) ナカニシヤ出版

本書は,グループやコミュニティを視野に入れ、人間性を基調とした思想から人間諸科学の新たな実践を展望しようとする書である。

津村は,第6章「Tグループを中心としたトレーニング・ラボラトリ」と題して、Tグループの誕生時に大切にした“ラボラトリ”としての思想を大切にしたグループアプローチの理論と実際を紹介している。

2001 看護実践のための心理学
    河合優年(編) メディカ出版
本書は、医療現場にいかに心理学が活用されうるかを、医療・看護技術に関する記述はもとより、発達・臨床心理学など幅広い視点から、医療・看護の実践のために書き下ろされた心理学書である。

津村は、第16章コミュニケーションと自己発見の章を担当し、日頃の看護実践の中から自らのコミュニケーション能力の改善とスキルアップをしていくために、体験学習の基本的な考え方とコミュニケーションプロセスについて記述している。

2001 野外教育入門
    星野敏男・川嶋直・平野吉直・佐藤初雄(編) 小学館
本書は,野外教育や自然体験活動を実践されている方,これから始めようとされる方,また大学などで野外教育などを学んでいる方々に幅広く読んでいただきたい本です。さまざまな野外教育のアプローチや用語などを,さまざまな視点からQ&Aの形式でわかりやすく解説を試みています。津村は,野外教育へ体験学習法を導入するにあたっての基本的な考え方から,教育者のかかわり方までQ&A形式で執筆しています。

1998 「自己啓発セミナーとマインド・コントロール−Tグループを用いた人間関係トレーニングと似ても非なるもの−
安藤清志・西田公昭(編) 『現代のエスプリ「マインド・コントロール」の心理学』 至文堂、p182-195.

はじめに自己啓発セミナープログラムの仕掛けについて述べ、次に本来のTグループなどを用いた人間関係トレーニングの誕生と日本での変遷を詳述しながらトレーニングの基本理念を記している。最後に、人間尊重をベースにした本来の人間関係トレーニング実践のための留意点を指摘・提唱している。(p.182〜195)
1996 「日本人の人間関係トレーニング」
 長田雅喜(編) 『対人関係の社会心理学』 福村出版、p.232-241.
対人関係の形成と発展・崩壊、対人関係における自己・対人認知・対人態度の問題、援助行動と攻撃行動、さらには現代社会と対人関係の問題や日本人の対人関係の問題をめぐって最近の研究成果をレビューしながら、新しい研究への提言を記している。(A5判、p.285)
執筆者:長田雅喜、吉田俊和、栗林克匡、鹿内啓子、林 文俊、廣岡秀一、坂西友秀、中村和彦、津村俊充、他22名
執筆担当部分:第8章第2節「日本人の人間関係トレーニング」(p.232〜241)
人間関係トレーニング(Tグループ)の米国での誕生から、日本におけるTグループを中心とするグループアプローチの導入と経緯について、基礎的研究から実践的応用場面での、人間尊重を基盤にした教育観と教育実践の重要性について今日の自己啓発セミナーへの警鐘も含めて記し、さらに新しい展望を示している。
1994 「社会的スキルの訓練」
 菊池章夫・堀毛一也(編) 『社会的スキルの心理学−100のリストとその理論−』 川島書店、p220-241.
社会的スキルとは何かを概念的な規定を行い、コミュニケーションの基本的なスキルから他者との相互作用の中で複雑なスキル、また異文化接触のスキルまで100にわたる社会的スキルについて記述している。また、社会的スキルの測定の問題にも触れ、子どもの社会的スキルや社会的スキルの訓練についても記している。
執筆者:菊池章夫、堀毛一也、相川 充、今川民雄、津村俊充、和田 実、長田久雄、斉藤耕二、庄司一子、二宮克美、林 理、樋口勝也、堀 洋道、渡辺文夫、榧野 潤
執筆担当部分:「社会的スキルの訓練」(p.220〜241)
社会的スキルの開発・訓練のために有効性をもつ体験学習によるトレーニングの基礎的理論の提示と実践の報告を記している。まず、体験学習による学びのステップについて紹介し、トレーニング実施者としての留意点を述べ、Tグループによる実践の報告とアーガイルによる社会的スキルのトレーニングなどの実際を記している。
1993 「人間関係トレーニングによる人間の変容」
 原岡一馬(編) 『人間の社会的形成と変容』 ナカニシヤ出版、p.170-180.
社会的相互作用を通しての人間の形成と変容について、発達的視点、教育・学習の場からの視点、社会における行動と態度の視点、心理臨床からの視点などからの研究成果をふまえて論述し、個人差及び態度の測定における諸問題まで幅広い心理学的知見をベースに記している。(A5判、p.295)
執筆者:原岡一馬、小嶋秀夫、河合優年、杉村伸一郎、久世敏雄、平石賢二、梶田正巳、吉崎一人、速水敏彦、津村俊充、長田雅喜、他13名
執筆担当部分:第15章「人間関係トレーニングによる人間の変容」(p.170〜180)
人間関係トレーニング、とりわけTグループによるトレーニングの誕生から発展について記述し、人間関係トレーニングにおける人間の変容モデルについて記している。特にレヴィン、ジェンキンス、ロジャース及びハンプデン−ターナーによる諸理論を紹介し、人間関係トレーニングの今後の展望を記している。
1992 「Creative O.D. 人間のための組織開発シリーズ Vol. V」
 津村俊充・星野欣生・柳原光(監修) プレスタイム.
企業をはじめさまざまな社会機関・機構の中における人間尊重をしっかりみすえた組織開発トレーニングのための諸理論と実践のための指針を組織開発担当者などの教育者に提供しようとするものである。学習者自身が自らの体験の内から学び取るための体験学習(ラボトリーメソッド)の実践書である。(A4判、p.360、共編著)
執筆者:津村俊充、星野欣生、柳原 光
1991 「社会的スキル」
 宮沢秀次・二宮克美・大野木裕明(編) 『自分でできる心理学』 ナカニシヤ出版、p.86-89.
心理学に関心をもつ社会人や大学生が、自分がテキストに記載された実習に参加しながら、心理学のさまざまな領域の知見を学習できるように工夫された書である。(A5判、p.99)
執筆者:宮沢秀次、二宮克美、大野木裕明、中島 実、田中俊也、杉村伸一郎、宇田 光、斉藤誠一、津村俊充、大野 久、岡本真一郎、他8名
執筆担当部分:第18章「社会的スキル」(p.86〜89)
対人関係を円滑にするための社会的スキルについて説明し、社会的スキルの測定尺度を紹介し、自らのスキル測定と課題について考察することができるための解説を記している。
1990 「グループ・アプローチ」
 対人行動学研究会(編) 『対人行動学ガイド・マップ』 ブレーン出版、p.116-117.
人と人との関わりに関する行動を研究した心理学に焦点を当て、学習やこれからの研究にあたって、どのような本や文献を読めばよいかを紹介するガイドブックである。各分野に関して入門書的な導入ではじまり、順に専門的な文献に接することができるように記している。(A5判、p.135)
執筆者:堀毛一也、三井宏隆、渡辺浪二、廣岡秀一、吉田俊和、外山みどり、押見輝男、林 文俊、岡本浩一、上野徳美、津村俊充、他43名
執筆担当部分:・-7「グループ・アプローチ」(p.116〜117)
集団心理療法からTグループ、エンカウンターグループなどのグループアプローチの紹介を行い、このようなグループアプローチの学習や研究をこれから実施しようと考えている人々への参考文献等の紹介を記している。
1990 「コミュニケーションスキルの開発と訓練」
 原岡一馬(編) 『人間とコミュニケーション』 ナカニシヤ出版、p.118-130.
今日の社会における人間関係の基礎を築くコミュニケーションについて、基本的な考え方から、対人関係の成立との関連、自己や集団とのかかわり、ノンバーバールコミュニケーションやマスメディアとの関連、家庭・学校・企業組織・地域社会・異文化間のコミュニケーションなどの幅広い領域における研究成果を記している。(A5判、p.228)
執筆者:原岡一馬、林 文俊、中村雅彦、和田 実、津村俊充、斉藤和志、廣岡秀一、松浦 均、水野 智、藤田達雄、吉田俊和、他4名
執筆担当部分:第8章「コミュニケーションスキルの開発と訓練」(p.118〜130)
よりよいコミュニケーターになるために大切な要素について述べ、そのためのラボラトリーメソッドによる学習方法について論じている。そして、体験学習によるコミュニケーショントレーニングなどを目的とした学習集団を用いたTグループによる教育と、自己認識を深めるためのトレーニングとしてセルフサイエンスによる教育の紹介を記している。
1990 「体験集団における相互作用過程」
 大坊郁夫・安藤清志・池田謙一(編) 『社会心理学パースペクティブ』 誠信書房、p.89-110.
現在の社会心理学のさまざまな研究領域の研究動向を幅広く展望し、かつ将来の研究の方向性を考えるために、各執筆者の研究結果も取り上げながら、執筆者自身の見解やモデルを記している。特に、本巻は人間関係を具体的に形作るコミュニケーションなどの社会的相互作用の過程、人間関係の展開の諸相を取り上げている。(A5判、p.361)
執筆者:大坊郁夫、安藤清志、池田謙一、土肥聡明、堀毛裕子、飯塚雄一、川浦康至、古城和敬、小西啓史、斉藤和志、津村俊充、他5名
執筆担当部分:第5章「体験集団における相互作用過程」(p.89〜110)
体験学習の誕生過程について記述し、体験集団の発達モデルに関して Lacoursiere(1980)の包括的発達理論を紹介した後、Tuck-man(1965)、Schutz(1958)、及び Bennis & Shepard(1956)の代表的な理論の紹介と比較検討を行っている。そして、著者自身の実証研究の紹介と併せて諸理論との比較討論を行い、体験集団に関する今後の研究のためのパースペクティブを記している。
1987 「親子関係の発達」
 長田雅喜(編) 『家族関係の社会心理学』 福村出版、p.59-75.
家族関係への新しい接近法として、社会心理学的アプローチの適応を試み、家族集団の特徴、夫婦関係の心理、親子関係の心理、きょうだい関係の心理、現代社会と家族問題まで記している。(A5判、p.234)
執筆者:長田雅喜、斉藤和志、和田 実、中村雅彦、廣岡秀一、松原敏浩、津村俊充、今川民雄、林 文俊、吉田俊和、平林 進、他5名
執筆担当部分:第3章第1節「親子関係の発達」(p.59〜75)
社会心理学的視点から親子関係の特質にふれ、乳幼児期の親子関係、児童期の親子関係、青年期の親子関係に関して、国内外の研究知見をレビューしながら、子どもの発達過程での親子関係の特質についての解説を記している。
1981 「集団規範」
 大橋正夫、長田雅喜(編) 『社会心理学』 福村出版、p.109-118.
変動する現代社会の中にあって、他の人間とのかかわりで生じてくる個人の行動や集団の動きなど複雑な現象を理解するための社会心理学的知見を記している。領域としては、社会心理学とは何かの記述からはじまり、環境認知、社会的態度、個人と集団との関連性、集団のダイナミックス、社会と人間の領域まで網羅している。(A5判、p.184)
執筆者:大橋正夫、長田雅喜、片山和男、林 文俊、杉下守男、早川昌範、鹿内啓子、速水敏彦、津村俊充、吉田俊和、松原敏浩、他4名
執筆担当部分:第5章第2節「集団規範」(p.109〜118)
集団規範の形成と集団規範への同調行動と逸脱行動のメカニズムに関して、これまでの研究をレビューしながら、解説を行っている。さらに、集団規範の変革のための重要な要因についても記している。
1980 「集団行動」
 大橋正夫、久世敏雄、長田雅喜(編) 『入門心理学』 福村出版、p.116-125.
「心理学とは何か」の記述からはじまり、知覚、動機づけと情動、学習と思考、社会的行動、個体の発達、およびパーソナリティにわたる幅広い領域に関してデータを豊富に取り上げ、平易に解説している。(A5判、p.187)
執筆者:大橋正夫、久世敏雄、長田雅喜、内田敏夫、寺本一美、蔭山英順、赤塚大樹、湯川隆子、中野靖彦、片山和男、津村俊充、他6名
執筆担当部分:第5章第3節「集団行動」(p.116〜125)
社会生活における集団の形成過程についての概説を行い、集団行動の現象として集団規範の形成、集団規範への同調及び集団決定の問題について解説を行っている。また、リーダーシップの基本モデルの紹介も記している。