2007年春学期
担当者のレジュメなどは、第一研究棟4F人類文化学科合研でコピーできます。
授業の概要
日本では1997年に臓器移植法が成立し、脳死者からの臓器移植が行われるようになりました。しかし、脳死者からの臓器移植をめぐっては、現在もその賛否や方法をめぐって激しい議論が続いています。この授業では、現在の脳死・臓器移植のあり方に批判的な著者のテキストを手がかりとして、脳死・臓器移植にはどのような問題があるのか、われわれは現在の制度をどのように変えていくべきなのか、といったことを考えていきます。授業では、毎回担当者にテキストの内容について報告してもらい、それについて参加者全員で議論するほか、必要に応じて関連情報や関連文献について調査報告してもらいます。
テキスト
小松美彦『脳死・臓器移植の本当の話』PHP新書、2004年
授業計画(仮)
| 4/13 | イントロダクション |
| 4/20 | 第一章、第二章 |
| 4/27 | 関連情報 |
| 5/11 | 第三章 |
| 5/18 | 関連情報 |
| 5/25 | 第四章、第五章 |
| 6/1 | 関連情報 |
| 6/8 | 第六章 |
| 6/15 | 関連情報 |
| 6/22 | 第七章、終章 |
| 6/29 | 関連情報 |
| 7/6 | 全体による議論(1) |
| 7/13 | 全体による議論(2) |
| 7/20 | まとめ |
評価方法
授業への参加、報告の内容、学期末のレポートによります(配分は各三分の一)。
→出席者が少ない場合は各自の負担が大きくなるので、報告の配分を重視します。
授業の3分の1以上(5回以上)を欠席した人には単位を与えません。
また、特別な理由なく自分の担当時に欠席した人にも単位を与えません。
授業の進め方(案)
テキストの内容について報告してもらう回と、それに関連する情報を調べて報告してもらう回が交互にあります。具体的には、つぎのようにして進めていくつもりです。
内容報告の回
・Aさんがテキストの内容について報告する。
・Bさんが質問係になり、Aさんの報告のわからないところ、意見が異なるところについて質問する。
・報告が終わったら、Aさんは、自分の報告内容にかんして、次回までにBさんに調べてもらう内容を決める。(テキストで言及されている他の本、新聞記事、データなど)
調査報告の回
・Bさんが前回指定された内容にかんして調べた内容を報告する。
・Cさんが質問係になる。Cさんは次の回にテキストの内容を報告する。
みなさんには、一学期のあいだにテキストの内容報告を一回、調査報告を一回やってもらうつもりです。
授業計画通りに進むと、最後に一、二回余裕ができるので、そのときに一人一人にこの問題についての自分の意見を簡単に発表してもらうかもしれません。その場合には、レポートはなしとします。
参考文献
脳死や臓器移植にかんする文献はたくさんあります。テキストの巻末にある文献表がなかなか充実しているので、まずはそれを参考にしてみてください。授業に関連する本は随時図書館に入れていくつもりですが、何か読みたい本があるときには、鈴木に声をかけてください。
オフィスアワー
月曜二限、三限。研究室は第一研究棟404号室。