2006年4月の雑記
≪4月2日≫
昨日4月1日、南山大学の入学式が、南区笠寺のレインボーホールにて行われた。
これがレインボーホール。南山大学名古屋キャンパスから車で25分くらいのところにある。
入学式には、びしっと正装でキメた新入生たちが約2,600名、それに加えて多数のご父兄の方がご参列くださった。
はつらつとして気合充分という感じであった。これから始まる学生生活を、どうか楽しく、そして実り多きものにして欲しい。
ところで話は変わるが、
この雑記にもたびたび登場している南山大学のチアリーダーズ・クラブ、ラッスルズの今年のキャプテンは、キリスト教学科の人である。そのキャプテンが、ラッスルズが雑誌に載ったから見てくださいと言うので、さっそく見てみた。
おお〜!本当だ〜。載ってる〜。すごい〜。
3ページにわたって、カラーで(当たり前か)ばっちり紹介されているではないか。
光文社発行のbis(ビス)という女性ファッション誌の5月号(3月18日発売)、173〜75頁。
光文社はJJ(ジェイジェイ)という雑誌も出しており、このbisはそれと同系列のものみたいである。
私はこういう雑誌をめったに見ないから(当然だ)よく分からないが、きっとよく知られた全国紙なのだろう。
有名なんだなあ、ラッスルズって。
今年の活躍にも、大いに期待しています。
≪4月6日≫
今日の名古屋は、とても春らしい暖かな日となった。南山大学・名古屋キャンパスの桜は今が満開だ。
今週は毎日、新入生たちのためのガイダンスや授業登録などが行われている。桜がタイミングよくきれいに咲いて気持ちが良い。
今日は、健康診断、教務システムガイダンス、コンピューターガイダンスの3つが行われる予定。それに加えて、体育系・文化系の各種クラブが新入生たちを歓迎するために、そして新入部員の獲得のために、いろいろなイベントをキャンパス内で開催している。
私の研究室の窓から見下ろせるメインストリートも、とても賑やかである。
≪4月8日≫
今年度、南山大学では、大きな施設がいくつか新設されることになっている。
名古屋キャンパスには、法科大学院棟(A棟)の隣に、B棟とC棟という大きな建物が建設され、大教室や新しい食堂が開設される。学生数の増加によって、教室が不足し、食堂も混雑していたので、この新棟の建設はとても喜ばしいことである。
学生課と教務課もこの新しい棟に移される予定らしい。現在学生課と教務課はずいぶん離れているため、なにかと不便なことがあったが、この問題も、このB棟・C棟の建設によって解消されることになる。
その建設の起工式が昨日7日に行われた。
旧テニスコートのあたりに作られた、起工式会場。このテントの中で式が執り行われた。
中はこんな感じ。建設工事が安全にそして円滑に進められるよう、お祈りが捧げられ、祝別が行われた。
また、この二つの棟の建設と併行して、この地域の幹線道路である山手通りからのアクセス・ロードも整備される予定。これによって、南山大学の東門側は画期的な変貌を遂げることになり、完成すれば、南山の主要な出入り口となるだろう。
瀬戸キャンパスでは、待望のメイン・グラウンドが建設されることになり、その起工式が6日に行われたそうである。体育館もリニューアルされる予定だそうで、瀬戸キャンパスのスポーツ環境は格段に向上することになる。
このように、今年の南山は、名古屋も瀬戸も、大いに発展する。
どうぞみなさん、ご期待ください。
さて、昨日はまた、南山大学ウイングクラブの主催による、新人歓迎花見大会が開かれた。
桜はばっちり満開。
グリーンエリア(名古屋キャンパス)の桜の下で、まずはお茶とお団子でお花見。
のどかだ〜。
暖かく気持ちのよい日だった。
今年南山に入られた新教職員のみなさん、どうぞよろしくお願いいたします。
楽しくやりましょう。
≪4月16日≫
今日はご復活祭です。おめでとうございます。
キリスト教では、西暦325年のニカイア公会議の決定に従って、「春分の日の後の最初の満月の日の次の日曜日」を復活の主日とし、復活祭が祝われる。今年は3月21日が春分の日、4月14日が満月の日だったので、今日つまり4月16日、日曜日が復活祭になるというわけだ。
ご復活の主日の直前の1週間を聖週間と言い、聖木曜日、聖金曜日、聖土曜日には、特別に荘厳な典礼儀式が行われる。
今年私は4月1日付けで神言会ハウスに移転となったが、いきなりこの聖週間の典礼当番(先唱者)に当たってしまった。先唱者は、ハウスのメンバーが皆で毎日行う典礼儀式で、お祈りを唱えたり、聖書を朗読したり、聖歌を決めたり歌ったりせねばならず、聖週間はけっこう仕事が多い。
しかも、この週はちょうど大学の授業が開始された最初の週であった。今学期、私は9コマの授業(各90分間)を持つ。いやあ〜、この1週間は充実してたなあ。
これは神言会ハウスの聖堂に置かれた「復活のローソク」。
復活祭はこれから56日間(つまり8週間)お祝いが続く。聖霊降臨の主日の次の土曜日(今年は6月10日)の夕の祈りまで。この期間を復活節(ふっかつせつ)と言う。復活のローソクはこの期間中ずっと祭壇の脇に置かれ、ごミサなどの時に灯される。そして慣例では、復活節第7週目の日曜日、ご昇天祭のごミサの福音朗読の後に消灯される。
復活祭は、私たちが勇気と希望と活力をよみがえらせるためのお祝いでもあります。
新年度も始まったことだし、元気出して行きましょ。
≪4月25日≫
キリスト教学科の「2006年度新入生オリエンテーション合宿」が、先週末22日〜23日に開催された。
場所は今年も、杁中(いりなか)にある南山学園研修センター。
南山大学(名古屋キャンパス)から歩いていける距離にある。
今年のキリスト教学科の1年生は26名、2年次編入生は2名。計28名。
キリスト教学科はここ数年来、入学者の数が増え続けている。
今年の講話を担当してくださったのは、5名の教員の方々と学生スタッフの皆さんであった。それぞれ独自の語り口で、大学生活や、将来に向けての学び方、進路、南山の精神、キリスト教学の魅力などについてお話しくださった。
マジメなお話しではあったが堅苦しくはなく、和気あいあいとした和やかな雰囲気であった。
夕食は今年も南山短大のベタニア研究所の中庭と和室をお借りして、バーベキューをした。
上の写真は炭火を起こしているところ。
お肉は今年も、今池の焼肉店、福蘭(ふくらん)さん特製のお肉。たいへんおいしかった。
幸い天気にも恵まれて、おいしく楽しい夕食会を催すことができた。
たいへん充実した良いオリエンテーション合宿だったと思います。
ご協力くださった皆さんに心から感謝いたします。
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