≪11月3日≫
今日から11月6日(日曜日)までの4日間、南山大学・名古屋キャンパスでは、大学祭(Nanzan Festival 2005)が開催される。
今年のテーマは「射心伝心」。
何と読むのか・・・たぶん、「いしんでんしん」だろうと思う。大学祭運営委員長の後藤さんによると、「人の心を射るような企画を用意しました。アナタの心を奪います」とのこと。今年も大いに盛り上がること必至である。
お昼頃。メインストリートはすでに、人々でひしめいている。
パッヘ・スクエアがメインステージになる。
吹奏楽団が演奏中だったメインストリート。
模擬店の売り子さんたちの声が響く
大学のキャンパス全体が、まるでテーマパークのようになる、明るく楽しい南山大学の大学祭に、どうぞ皆さん遊びにおいでください。
≪11月10日≫
大学祭が終わり、秋も深まってくるこのころ、クリスマスの準備にむけて、南山大学降誕祭実行委員会の活動が本格的に開始される。名古屋キャンパス内には、もう少しすると、メインストリートと図書館ロビーに馬小屋が設置され、並木にクリスマスの電飾が飾られるが、それを行っているのは、この委員会である(構成員は、ロゴスセンターのLLCクラブ。南山大学の指導司祭がサポートする)。
そしてこの委員会が企画実行する最大のイベントは、12月に開催される南山大学降誕祭である。
今年の降誕祭は、12月16日(金曜日)に開催の予定。昨年と同じく、第一部の聖式は午後5時から神言神学院の大聖堂で、そして第二部のパーティーは6時からロゴスセンター・ホールで行われることになっている。
第一部は、マルクス学長の司式で行われる荘厳な式。学長の気合の入ったお話が聴ける。また音楽も、南山大学管弦楽団や南山大学スコラ・カントールム合唱団などの協力を得て、たいへん充実したものとなる予定。お楽しみに。
第二部は、気楽で楽しいクリスマス・パーティー。実行委員らによって、趣向を凝らした楽しく、またロマンチックなプログラムがいろいろと企画されている。どうぞみなさん、お見逃しなく。
≪11月16日≫
★南山大学降誕祭実行委員会のホームページができたらしい。
ここ→降誕祭実行委員会ホームページ
「降誕祭」という字をクリックして中に入る。なかなか洒落たホームページを作ってくださった。やる気まんまんの委員たちによって、今年もすごく充実した楽しい降誕祭が準備されつつある。大いに期待しましょう。
★ところで、話は変わるが、時々研究室に遊びに来てくれる学生のおひとりが、最近北海道旅行に行って来たそうで、おみやげに、こういうものを買ってきてくれた。
ジンギスカン・キャラメル!
キャラメルが、まさかのジンギスカン味!
さすがは北海道・・・。
箱にはジンギスカンのお肉の写真がどーんと載せられている。しかし、万が一こういうお肉が入っていると思って間違って買う人がいないようにという配慮からか(いないと思うが)、親切にもちゃんと、「この写真はイメージです」と書かれているのだ。
中身はごく普通のキャラメル風。
さて、ではお味は・・・
うわあ〜、こ、これは・・・
ジンギスカァ〜ン。
かなりに極めて、不思議味。
でも好きな人は好きかも。
ちょっと調べて見たら、この商品、実はけっこう有名みたいで、なんとネット通販でも買えるのでした(「罰ゲーム用にどうぞ」なんて書かれてますが)。ご興味のある方、おひとついかが?
≪11月19日≫
私の普段着はジーンズである。自分で簡単に洗える上に、アイロンをかけなくてもよいのでありがたい。
私の小さな衣装箱の底に、ずいぶんと長い間、1本のジーンズが眠っていた。腰周り30インチ(約76センチ)の古びたジーンズ。私が持つあらゆるズボンの中で、最もサイズが小さいものである。
このジーンズは、また、私が持つズボンの中で、最も安っぽいものでもある。銘柄すらついていないし、ボタンとかポケットにも何のマークも飾りもない。ただ内側に小さな布が縫い付けてあって、Made in Venezuela(ベネズエラ製)と書かれている。
たぶん、アメリカのどこかのディスカウント・ショップの製品だろうと思う。しかし、いつどこでこれを買ったのか、私は全く覚えていないのである。アメリカでは、リーバイスなど有名メーカーのジーンズが日本よりずっと安く買えたので、こういう無名のジーンズを買うことは、ほとんどなかった。
このほど、痩せたおかげで、ついに、このジーンズがまた穿(は)けるようになった。そこで、ちょっと考えてみた。このジーンズはいったい、いつ頃のものなのであるか?
私のズボンのサイズは、アメリカに3度目の留学をしていた時以来、ずっと32インチ(約82センチ)あるいは31インチ(約79センチ)であった。30インチのズボンが穿けたという記憶はぜんぜんない。だから、このジーンズは、その前の、2度目の留学の時のものに違いない。
ところが、その留学は1990年〜1992年のことである。身体が細かったのは渡米して間もない頃だと思われるので、そうすると、このジーンズは、もう15年も前に買ったものということになる。
なんとまあ。
15年前のズボン。
あまり傷んでいないところをみると、購入後あまり日がたたないうちに、穿けなくなってしまったものと推察される(泣)。
このジーンズを穿いて、鏡を見る。
15年ぶりかあ・・・
ほんと安っぽいズボンなんだが・・・
・・・感無量である。
≪11月23日≫
昨日、南山大学は振替休日でお休みだった。今日の勤労感謝の日と合わせて2日間の連休となる。この連休を利用して、降誕祭実行委員会(LLC)が降誕祭の準備作業合宿を行っている。
学内の並木に電飾をほどこす。脚立(きゃたつ)を使って木の頂上付近まで登り、電球の付いた線をからませる。
たくさんの木に電飾をとりつけるため、早朝から日暮れまでかけても1日では終われない。かなりの重労働だ。
寒い中、どうもご苦労さま。
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手分けして行われていた各所の作業が一段落し、皆が集まって夕食を始めることができたのは、夜の8時半ごろだった。皆さんよくがんばりました。
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賑やかで和やかな、とても楽しい食事会でした。
お誘いくださって、どうもありがとう。ごちそうさまでした。
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今日の作業も、どうぞ頑張ってください。
11月27日≫
一風変わった私の友人、マンガ家の小田空(おだ・そら)の新刊書が出た。
私にも謹呈本を送ってくださったので、さっそくご紹介いたしましょう。
『中国、なんですかそれは?』(旅行人、1470円)
小田さんは中国通として知られ、すでに、『中国いかがですか』(本編・続編)と、『中国の思う壺』(上・下)という、2種類の中国実地体験エッセイを発表している。これはそれに続くもの。味のある、かわいいマンガとユーモアたっぷりのエッセイで、素顔の中国を紹介してくれている。
ほのぼのとして笑える、とても面白い本。
本屋で見かけたら、ぜひ手にとってみてください。
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