なんたんの種が一粒〔ひとつぶ〕地に落ちた
虫めがねでやっと見えるほどの
小さな存在〔いのち〕
ことばの種は芽ぶいて
小さな花を咲かせた
ひとつ ふたつ みっつ
なんたんの種がもう一粒地に落ちた
ことばの種は合わせ鏡
嘆きの声も 喜びの声も
関わりの中で融け合って
小さな花は実になった
ひゃく せん まん
なんたんの種がなんざんの地に落ちた
ハンドベルが谺〔こだま〕する
一つの音が 一つの声が いくつもの声が響き合って
――ことばの種は万華鏡〔カライダスコープ〕[美しい形が視えてくる]
小さな存在〔いのち〕のひとつの花は
虫 鳥 樹々と響き合い
大交響曲となるでしょう
なんざんの種〔こころ〕 なんたんの種 ――
Hominis Dignitati ―― < Small is beautiful >
(Kiyoshi)

