仕舞 葛城キリ
四番目物
季節 十一月
ストーリー(下線部が仕舞部分)
旅の山伏(ワキ)が大和の葛城山に入ると雪が降ってきました。そこへ柴を携えた女がやってきて,山伏をわが家に連れて帰りました。女は暖かく火を焚いてもてなし、祈祷をしてもらいたいと頼みます。訳を尋ねると,自分は役行者の岩橋を架けよという命令に背いたために,蔦葛で縛られて苦しみ続けている身だと告げて消え去ってしまいました。女は葛城明神の仮の姿だったのです。夜に入って山伏が祈祷をすると,神霊が現れて祈裳を喜び,大和舞を舞ってみせ、夜が明けて醜い顔かたちがあらわにならぬ先にと言って,岩戸の中に消えていきました。
意気込み
顔が不細工なために人前では舞わない葛城の神の感謝と恥じらいを舞いに少しでもあらわせればと思います。