2010年度

博物館事業 講座・講演
南山大学人類学博物館・明治大学博物館連携事業 第2回 合同シンポジウム 「博物館資料の境界―自明性への問い―」


 2010年3月29日、南山大学人類学博物館と明治大学博物館との間で交流・連携に関する協定が締結されました。
 この協定により今後、両博物館収蔵資料に関する交換展示会、共同シンポジウムの開催が予定されています。

 今回のシンポジウムは、2010年7月に明治大学で開催された第1回合同シンポジウムテーマ「ホンモノ/ニセモノの論理」を継承し、“暗黙の”しかも“検証されていない”前提に基づく従来型「博物館資料 」の外根に対する問題提起をおこないます。
 文化」に関する権利の問題、従来は博物館資料の枠組みから外されていた資料群への注目、あるいは逸脱する展示とその政治性の問題など、具体的な資料についての議論をベースに、博物館資料がこれまでの「常識的な枠組み」を越境する状況を提起します。


〈日時〉2011年1月8日(土) 10:00〜17:00(受付9:30〜)
〈会場〉南山大学 名古屋キャンパスB棟22教室

  10:00-11:00 基調講演:「文化」とは誰のものか?  加藤隆浩(南山大学外国語学部教授)
  11:00-11:40 報告1:藩政史料と歴史研究―旧藩主家史料の再評価―  落合弘樹(明治大学文学部教授)
  11:40-12:20 報告2:昭和時代の生活資料  黒沢 浩(南山大学人文学部准教授)
  12:20-13:30 昼休憩
  13:30-14:10 報告3:瀬戸赤津焼の「伝統」への再評価  外山 徹(明治大学博物館学芸員)
  14:10-14:50 報告4:展示される人間―学術人類館をめぐって―  松田京子(南山大学人文学部准教授)
  15:00-17:00 討議
【参加無料・事前申込不要】

博物館資料の境界

ワークショップ 「三葉虫を調べよう」

講師:大野 照文 氏(京都大学総合博物館館長)

講師の先生が繰り出すちょっと意地悪な質問に、観察・推理・討論・確かめを重ねながら、「三葉虫」を復元していきます。
わからないことをわかったに変える、大学の研究入門のようなワークショップです。
全問正解者は三葉虫博士に認定します。

〈日時〉5月27日(木) 18:00〜19:30
〈会場〉南山大学人類学博物館 学習室
【定員20名(先着順)】
※申込受付は終了しました。
三葉虫を調べよう

博物館講座 「かくこと、よむことの人類学―図像・数字・文字を使って、人は何をしてきたのだろうか?―」
第1回 6月5日(土)
「文書:その仕組みと使われ方の歴史」
 中村 雄祐 氏(東京大学准教授)
第2回 6月12日(土)
「眼差しの歴史―もうひとつの写真の見方」 
  茂登山 清文 氏(名古屋大学准教授)
第3回 7月3日(土)
 
「神々の辞(ことば)から国家の装置へ―漢字はどのようにして生まれたのか―」 
  西江 清高 氏(南山大学教授)
第4回 7月10日(土)
 
「かくこと、よむことのひらいてきた世界」 
  坂井 信三 氏(南山大学教授)
 
〈受講料〉4000円(学生は半額)
〈定員〉30名
〈会場〉南山大学人類学博物館 学習室
〈時間〉各回とも14:00〜16:00

※受講を希望される方は、往復はがきにて、@「博物館講座受講希望」、A郵便番号・住所、B氏名、C電話番号またはメールアドレス、D学生は「学生」と明記の上当館宛にお申込みください。受付期間は5月31日(月)までです。ただし定 員に達し次第締切らせて頂きますので、予めご了承ください。

フィールドワーク 「東海の考古遺跡を歩く 2010」
今年も「東海の考古遺跡を歩く」をテーマに、実際の遺跡や遺物を観察します。
講師は黒沢浩氏(南山大学人文学部准教授)に加え、それぞれ現地を専門とする各講師が直接指導を行います。

第1回 10月23日(土)事前指導:人類学博物館
第2回 11月 7日(日)大垣
第3回 11月21日(日)安城
第4回 12月 5日(日) 豊田
第5回 12月11日(土) 事後指導:人類学博物館


〈受講料〉5000円
〈定員〉10名

事前指導と事後指導は南山大学人類学博物館にて、それ以外は現地で行います。
現地での詳細については、事前指導でご説明いたします。

※受講を希望される方は8月23日(月)〜10月16日(土)の期間内に、往復ハガキにて、@「フィールドワーク受講希望」、A郵便番号・住所、B氏名、C電話番号またはメールアドレスなど連絡先、を明記の上、当館宛にお申し込みください。


フィールドワークの記録はこちら

2009年度フィールドワークの記録はこちら
名古屋大学博物館・南山大学人類学博物館合同企画展 「縄文のタイムカプセル 貝塚」
「貝塚」は貝を食べたあと、残った貝殻を大量に捨てることによってできた遺跡です。貝塚からは土の中では残りにくい貝殻や魚骨・獣骨などが多量の貝殻の成分によって保護され、現在に残っています。貝塚には貝や骨だけでなく、壊れて使えなくなった土器などの道具が捨てられたり、人のお墓が作られたりしました。今回の展示では、これらの貝塚から出土した遺物からわかることや、その意味をやさしく解説しています。ぜひご覧ください。

〈期間〉2010年3月23日(火)〜7月10日(土)
〈場所〉名古屋大学博物館

特別講演会
第1回 4/22(木)13:30〜 「縄文人と動物」 講師:西本豊弘(国立歴史民俗博物館)
                    会場:名古屋大学博物館3階講義室
第2回 5/29(土)13:30〜 「北方の原風景―根室の自然と野生動物」 講師:佐藤紳司(名古屋大学理学研究科)
                    会場:南山大学名古屋キャンパスJ棟1階Pルーム
第3回 6/22(火)13:30〜 「縄紋土器はなかった」 講師:大塚達朗(南山大学人文学部)
                    会場:名古屋大学博物館3階講義室
※聴講無料・予約不要

縄文のタイムカプセル 貝塚


博物館事業 展示
特別展「道具を回路で考えよう」

〈期間〉9月24日(金)〜11月20日(土)
〈会場〉南山大学人類学博物館
〈観覧〉無料
〈企画主催〉南山大学人類学博物館
〈企画協力〉ホモ・サピエンスの道具研究会
       木田歩(南山大学人類学博物館職員) 坂井信三(南山大学人文学部教授)山崎剛(Olduvai Industry 代表)


私たちは、日々、道具の「かたち」を見て分類・整理したり、「機能」を見て購入するかどうかを決めたりしています。
でも、これは道具ばかりを見てしまうことになってはいないでしょうか?
道具の「かたち」も「機能」も、道具の側にあるものです。しかし、道具がもたらす何かは、道具と私たちのあいだで起こること。
これを考えようとすると、道具とそれを使う私たちのあいだを回路で考える必要があります。


この展示では、道具の「かたち」や「機能」を考えるのではなく、道具を回路で考えると見えてくる、いくつかのことを紹介します。
それは、私たちが、日々、やっているのによくわかってはいないこと、考えることができるのにあまり考えたりしないことです。


@することは、しること
Aやっているのに、させられている
Bあることは、ないことの反対ではない


展示で紹介する3つのことは、どれもあたりまえのようでどれも回路の不思議な性質です。


展示を見ながら、頭の中でぐるぐる考えてもらって、さらに新しい回路の世界を広げてもらえればと思います。

道具を回路で考えよう 道具を回路で考えよう

「博物館実習」企画展示
博物館実習展示の日程が以下のように決定しました。

第1期:11月26日(金)〜12月1日(水)
第2期:12月10日(金)〜12月15日(水)

オープン・リサーチ・センター事業 研究会
 随時開催予定
オープン・リサーチ・センター事業 シンポジウム
弥生部会シンポジウム「高蔵遺跡に始まる弥生前期の諸関係」
 オープン・リサーチ・センター弥生部会では、人類学博物館に収蔵・展示されている名古屋市高蔵遺跡出土資料の再整理を行ってきた。昨年度、その中間的な報告を行い、東海地方における縄文時代から弥生時代への転換の中で、高蔵遺跡をどのように位置づけるべきか検討してきた。今回は、オープン・リサーチ・センターの最終年次ということもあり、高蔵遺跡出土資料の総括的な評価を行うためのシンポジウムを行いたい。このシンポジウムでは、高蔵遺跡の位置づけにとどまらず、新しい人類学博物館において、どのようにそれが展示されるべきかもあわせて検討していきたい。

  1. 日時、会場
    (1)日時  2010年6月26日(土)10:00〜17:00(9:30受付開始)
    (2)会場  南山大学名古屋キャンパス E棟 11号教室

  2. 内容
    9:30 受付開始
    10:00 開会 「趣旨説明」黒沢 浩(南山大学人文学部)
    10:10 基調講演「遠賀川式と亀ヶ岡式の接点(仮題)」 設楽博己(東京大学文学部)
    11:10 報告1「高蔵遺跡に関する事実報告」 石黒立人(愛知県埋蔵文化財センター)
    12:00 昼休み
    13:00 報告2「遠賀川系土器とその周辺」 永井宏幸(愛知県埋蔵文化財センター)
    13:40 報告3「条痕文系土器とその周辺」前田清彦(豊川市教育委員会)
    14:20 休憩
    14:30 報告4「高蔵遺跡をどのように展示するか?」黒沢 浩(南山大学)
    15:00 休憩
    15:15 討論  討論司会:石黒立人
    17:00 終了

    総合司会:宮腰健司(愛知県埋蔵文化財センター)

    *参加費無料、申し込み不要です。
    高蔵遺跡に始まる弥生前期の諸関係
 
情報部会シンポジウム「博物館資料の文化資源化」
 人類学博物館オープン・リサーチ・センターでは、「博物館資料の文化資源化」の活動の一環として、資料の電子化に取り組んできた。その目標を実現するために、博物館情報の標準化についての動向を調査し、それに基づいてデータベース設計・構築を行った。さらにはGISにもとづくシステム構築を計画している。  日本における博物館情報を巡る状況は、少しずつではあるものの、ようやく動き始めたところだといっていいだろう。例えば、GISを利用したシステムづくりが盛んになっていること、あるいは、アーカイブズという側面からのアプローチも議論に上るようになってきていること、などがその例である。  本シンポジウムは、これらの新しい動きも含めて、より広い観点から博物館情報を理解する機会となることを目指しており、博物館資料構造化モデル、国内博物館資料情報記述の標準化、博物館情報展示に於けるGISの応用、文化遺産データベース、デジタル・アーカイブなどが具体的なテーマとして検討される。

  1. 日時、会場
    (1)日時  2010年7月24日(土) 10:30〜17:00(10:00受付開始)
    (2)会場  南山大学名古屋キャンパス B棟 B22号教室

  2. 内容
    10:00 受付開始
    10:30 開会 「趣旨説明」  鈴木志元(南山大学人文学部)
    10:40 報告1「南山大学人類学博物館の資料デジタル化」 河野浩之(南山大学情報理工学部)
    11:20 報告2「博物館資料構造化モデル」 村田良二(東京国立博物館情報管理室)
    12:00 昼休み
    13:00 報告3「国内博物館資料情報記述の標準化」 北岡タマ子(お茶の水大学)
    13:40 報告4「博物館情報展示に於けるGISの応用」 渡部展也(中部大学人文学部)
    14:20 休憩
    14:30 報告5「デジタルアーカイブと博物館情報」 研谷紀夫(東京大学情報学環)
    15:10 報告6「文化遺産オンラインの紹介」 丸川雄三(国立情報学研究所)
    15:50 休憩
    16:00 パネルディスカッション・総括  司会:八重樫純樹(静岡大学情報学部)
    17:00  閉会  「閉会挨拶」  黒沢 浩(南山大学人文学部)

    *参加費無料、申し込み不要です。
    博物館資料の文化資源化
 
歴史部会国際シンポジウム「ヨーロッパと東アジアの異文化展示を考える」
 歴史部会では、これまでの活動の中で「異文化展示」を取り上げ、その最先端の研究に触れて問題点を明らかにしてきたが、本年はオープン・リサーチ・センターの最終年度にあたることもあり、異文化展示に関わる国際シンポジウムを開催することにした。
 今回のシンポジウムでは、昨年、イギリスの大英博物館で国宝・重要文化財クラスの日本の土偶を集めて開催された文化庁海外展『THE POWER OF DOGU』を企画したセインズベリー日本芸術文化研究所副所長のサイモン・ケイナー氏を迎え、ヨーロッパと東アジア地域の異文化展示が抱える諸問題を明らかにし、その成果を人類学博物館の展示替えにも反映させたい。

  1. 日時、会場
    (1)日時  2010年10月9日(土) 10:20〜16:15
    (2)会場  南山大学名古屋キャンパス B棟 B22教室

  2. 内容
    10:20 開会挨拶  黒沢 浩(南山大学人文学部)
    10:30 記念講演「日本文化への熱いまなざし」 サイモン・ケイナー(セインズベリー日本芸術文化研究所)
    11:30 発表1「日本は如何に展示されてきたか?〜韓国・中国・モンゴルの博物館の事例から〜」
                                                 桝屋友子(東京大学東洋文化研究所)
    12:00 昼休み
    13:00 発表2「東アジアの異文化を求めて〜人類学者・鳥居龍蔵とその研究〜」 天羽利夫(鳥居龍蔵を語る会)
    13:30 発表3「N.G.マンローの日本文化研究とそのコレクション」 出利葉浩司(北海道開拓記念館)
    14:00 発表4「G.グロート神父のコレクションとその展示について」 領塚正浩(市立市川考古博物館)
    14:30 休憩
    14:45 討論  司会:黒沢 浩・領塚正浩
    16:15 閉会

    *参加費無料、申し込み不要です。
    ヨーロッパと東アジアの異文化展示を考える
人類学部会シンポジウム「タイ北部山地民の過去・現在・未来」
 本シンポジウムは、南山大学人類学博物館オープン・リサーチ・センタープロジェクトにおける5年間の調査研究の総括として実施するものである。
 激変するタイ社会の辺境で暮らす山地の人々の生活の変貌を人類学者がどのように眺め、研究してきたのか、また、彼等が現在抱える問題はどのようなものであり、彼等の将来の生活が一体どのようになっていくのかといった点について、第一線で活躍する人類学者の発表や討論、さらには、通訳として調査に関わってきた現地出身の日本人の眼を通して考えてみたい。
 海外からは、南山大学のヤオ族調査に協力していただいているチェンマイ大学のKwanchewan氏と映像人類学が専門のWitoon氏を迎える。また、国内では、ヤオ族の専門家の吉野晃氏、リス族の専門家の綾部真雄氏、そしてカレン族の専門家の速水洋子氏をはじめ、上智大学と南山大学の調査に通訳として参加した現地シャン族出身の山田氏を迎えて、上述の課題について議論するものである。  

  1. 日時、会場
    (1)日時  2010年10月16日(土)・17日(日)  10:00〜
    (2)会場  南山大学名古屋キャンパス G棟 G25教室 (両日とも)

  2. 内容
    ≪第一日目:10月16日(土)≫
    10:00 開会挨拶
    10:15 基調講演「タイ国家の中における北部山地民の位置づけの変遷:山地民とタイ政府の関係史」
                                              Kwanchewan Buadaeng(Chiang Mai大学)
    11:20 コメンテーター:馬場雄司(京都文教大学)
    12:00 昼食・休憩
    13:40 報告1 「ミエン族調査報告:Padua村とPangkha村」  森部 一(南山大学)・竹野富之(東海学園大学)
    14:45 コメンテーター:吉野 晃(東京学芸大学)
    15:20 報告2 「ミエン族社会の変容と私の研究」 吉野 晃(東京学芸大学)
    16:25 コメンテーター:増野高司(国立民族学博物館)
    17:00 山地民の映像の上映  Witoon Buadaeng
    18:30 終了

    ≪第二日目:10月17日(日)≫
    10:00 報告1 「カレン族社会の変容と私の研究」 速水洋子(京都大学)
    11:05 コメンテーター:吉田竹也(南山大学)
    12:00 昼食・休憩
    13:40 報告2 「リス族社会の変容と私の研究」 綾部真雄(首都大学東京)
    14:45 コメンテーター:竹野富之(東海学園大学)
    15:20 講演 「シャン族出身の日本人がみてきた山地民社会の変容」  山田泰正(在日シャン民族文化協会)
    16:30 総合討論(司会:馬場雄司・森部 一)
    18:30 閉会の挨拶   量 博満(上智大学)
                                 *タイ語通訳:Isaraa Yaanataan

    *参加費無料、申し込み不要です。
    タイ北部山地民の過去・現在・未来
歴史部会シンポジウム 「博物館とナショナリズム」
 南山大学オープン・リサーチ・センター歴史部会では、これまで歴史表象、異文化表象をめぐる諸問題を扱ってきた。こうした議論は、一方でそれを表象する側がどのような立ち位置をとるのか、という問題に関わってくる。つまり博物館という主体がどのような性格を持つのかが問題となる。
 そうした観点から、日本の歴史をみると、それがナショナリズムと密接に関わる場合が多いことに気づく。これは日本だけでなく、アジアの、あるいは欧米の博物館においても多かれ少なかれ看取されるものである。
 そこで、歴史部会の総括的シンポジウムとして博物館がナショナリズムとどのように関わっているのかという問題を取り上げ、議論することにした。この問題は今日的課題でもある。博物館の将来を考えるときに避けては通れない問題といえよう。

  1. 日時、会場
    (1)日時  2010年11月13日(土) 10:00〜17:00(9:30受付開始)
    (2)会場  南山大学名古屋キャンパス B棟 B45教室

  2. 内容
         全体進行:濱田琢司(南山大学)
    10:00 主旨説明  黒沢 浩(南山大学)
    ≪第1セッション≫ 司会進行:永井英治(南山大学)
    10:05 発表1 「『王権』とコレクション」 上島 享(京都府立大学)  
    10:55 発表2 「文化財とナショナリズム」 高木博志(京都大学)
    11:45 質疑応答
    12:00 昼休み
    ≪第2セッション≫ 司会進行:松田京子(南山大学)
    13:00 発表3 「博物館という装置・制度の成立とナショナリズム」 吉田憲司(国立民族学博物館)
    13:50 発表4 「地域博物館とナショナリズム」 福田珠己(大阪府立大学)
    14:40 質疑応答
    14:55 休憩 
    15:10 全体討論とまとめ 司会:濱田琢司・黒沢 浩 
    17:00 終了

    *参加費無料、申し込み不要です。
    博物館とナショナリズム
博物館部会・南山学会合同シンポジウム「新・人類学博物館への提言」
 現在、南山大学人類学博物館のリニューアル計画が進行していることは、ご存知のことと思います。今回、南山学会シンポジウムを開催するにあたり、人類学博物館のリニューアルに合わせ、これからの大学における大学博物館の重要性について考える場とすることにいたしました。特に、人類学博物館では現在、オープン・リサーチ・センターによる研究プロジェクトをすすめており、本シンポジウムはその研究成果を踏まえて、今後の人類学博物館のあり方について、様々な提言をしていきたいと思います。なお、シンポジウムに先立ち、国立西洋美術館長の青柳正規先生をお招きし、博物館における教育と研究に関する基調講演をいただくことになっています。

  1. 日時、会場
    (1)日時  2010年11月24日(水)  13:30〜18:00 (13:00受付開始)
    (2)会場  南山大学名古屋キャンパス B棟 B11教室

  2. 内容
          総合司会:川ア 勝(南山大学)
    13:30 開会挨拶   ミカエル・カルマノ(南山大学長・南山学会会長)
    13:35 趣旨説明  大塚達朗(南山学会常任理事)
    13:40 基調講演 「博物館、大学博物館、デジタル・ミュージアム」 青柳正規(国立西洋美術館長)
    14:40 休憩
    14:45 報告1 「南山大学人類学博物館の歩み」 永井英治(南山大学)
    15:05 報告2 「博物館施設の危機管理」 森田 稔(九州国立博物館)
    15:25 報告3 「新しい大学博物館像に求められる教育普及、広報、地域連携とボランティア育成」
                                                    小池富雄(徳川美術館)
    15:45 休憩
    15:50 報告4 「博物館資料の収蔵から展示まで〜マリンガーコレクションを例として〜」
                                            河合 剛(名古屋市博物館)
    16:10 報告5 「博物館の意識空間と心理〜〜照明環境実験より」 アッセマ庸代(南山大学)
    16:30 報告6 「大学博物館としての人類学博物館」 黒沢 浩(南山大学)
    16:50 休憩
    16:55 討議
    17:55 閉会挨拶  青木 清(南山大学副学長・人類学博物館長)

    *参加費無料、申し込み不要です。
    新・人類学博物館への提言
人類学部会シンポジウム「ニューギニアの物質文化」
 
 
  1. 日時、会場
    (1)日時  2010年12月14日(火)  17:00〜20:00 (16:30受付開始)
    (2)会場  南山大学名古屋キャンパス B棟 B46教室

  2. 内容
      南山大学オープン・リサーチ・センター人類学部会では、人類学博物館で所蔵するパプアニューギニア採集の資料をめぐって、その研究会を開催してきた。 今年度はオープン・リサーチ・センターの最終年次ということもあり、パプアニューギニアの物質文化をめぐる総合的な議論を行いたい。
      今回は、フランスの人類学者フランソワ・シゴー氏をお招きし、物質文化の研究方法について多角的な視点からの基調講演をお願いしている。また、パプアニューギニアを島嶼部、低地部、そして高山地帯の三地域に区分して、それぞれの専門家による研究報告を行う。     

    17:00 開会   「趣旨説明」 黒沢 浩(南山学会人文学部准教授)
    17:05 基調講演 「物質文化の研究(仮題)」 フランソワ・シゴー
    18:05 休憩  
    18:15 報告1    「島嶼部」  後藤 明(南山大学人文学部教授
     報告2    「高山地帯」 早川正一(南山大学名誉教授)
    19:15 休憩
    19:20 討論・質疑応答 20:00 終了

    *参加費無料、申し込み不要です。
    新・人類学博物館への提言
縄文部会シンポジウム「縄文晩期社会―渥美半島保美貝塚遺跡の研究より―」
 南山大学人類学博物館オープン・リサーチ・センター縄文部会は、人類学博物館に収蔵・展示されている保美貝塚遺跡(田原市所在)出土資料の再整理をおこなってきた。その間、シンポジウム「山内清男縄文晩期研究と東海地方」(2007年11月10日)、シンポジウム「東海地方晩期前半突帯文土器出現以前の地域性の多角的分析」(2007年12月8日)、公開研究会「東海地方突帯文土器研究の最前線―突帯文土器の『さいはて』を如何に捉えるか―」(2008年7月19日)、公開研究会「保美貝塚出土資料の再整理から 縄文晩期研究を展望する」(2009年12月19日)によって中間的な報告をおこなった。  今回は、オープン・リサーチ・センターの最終年次に鑑みて、保美貝塚遺跡と出土資料の総合的な評価を行うためのシンポジウムを開催することとした。保美貝塚(遺跡・遺構・遺物)の位置づけにかかわって多角的な論点を提示し、縄文部会シンポジウムを実り多きものにしたい。

  1. 日時、会場
    (1)日時  2010年12月18日(土)  10:00〜17:00 (9:30受付開始)
    (2)会場  南山大学名古屋キャンパス B棟 B22教室

  2. 内容
          
    10:00 開会   「趣旨説明」 大塚達朗(南山学会人文学部)
    10:10 発表1   「保美貝塚の調査史に照らした南山大学調査地点の意義」
                                      坂口 隆(南山大学人類学博物館オープン・リサーチ・センター)
    10:40 発表2   「保美貝塚の安行3c式土器と杉田A類壺」 大塚達朗
    11:10 休憩
    11:20 発表3   「保美貝塚の骨角器・石器―南山大学所蔵資料の特徴とその意義―」
                                      川添和暁(愛知県埋蔵文化財センター)
    11:50 発表4   「南山大学所蔵の保美貝塚出土動物遺体―シカ・イノシシを中心に―」
                       蜂須賀敦子(名古屋大学大学院情報科学研究科博士課程後期課程)
    12:20 昼休み
    13:30 発表5   「保美貝塚からみた晩期社会の在り方」 長田友也(南山大学講師)
    14:10 発表6   「保美貝塚にみる墓制の様相」 山田康弘(島根大学法文学部)
    14:50 休憩
    15:10 コメント 吉田泰幸(金沢大学博士研究員)
    15:40 総合討論
              司会 奥野絵美(愛知県埋蔵文化財センター)
    17:00 閉会 「閉会挨拶」 大塚達朗

    *参加費無料、申し込み不要です。
    縄文晩期社会
東アジア部会シンポジウム「考古学と地域分析―考古学GISの事例研究―」
 
 
  1. 日時、会場
    (1)日時  2010年12月18日(土)  9:30〜17:00 (9:00受付開始)
    (2)会場  南山大学名古屋キャンパス B棟 B21教室

  2. 内容
          
    9:30 開会   「趣旨説明」 西江清高(南山学会人文学部教授)
    9:45 発表1   「中国西周王朝の「都城」空間―周原地域の集落分布をめぐって―」    
                                  西江清高(南山学会人文学部教授)
    10:30 発表2   「漢代都城と皇帝稜―長安・洛陽の比較を通して」
                    茶谷 満(鳥取県埋蔵文化財センター文化財主事)
    11:30 発表3   「韓半島三国時代政治体中枢の空間構成
                                    木村光一(名古屋市立鳴海東部小学校教諭)
    12:15 お昼休み

    13:15 発表4   「地図と写真にみる大須二子山古墳」
                        原 久仁子(多治見市文化財保護センター学芸員)
    14:00 発表5   「明治初期の地籍図による文化的景観分析―名古屋市中区新栄と春日井市神領地域の場合―」
                                  伊藤秋男(南山大学名誉教授)
    14:45 休憩

    15:00 発表6   「歴史空間情報と整備と分析―濃尾平野を中心とした地形と遺跡立地―」
                                     渡部展也(中部大学人文学部准教授)
    16:00 討論

    *参加費無料、申し込み不要です。
    考古学と地域分析

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南山大学人類学博物館
〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18 052-832-3111(代表) ※月曜日〜土曜日 10:00〜16:30


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