人文学部
特色
●哲学・言語学・科学論・文化人類学・考古学・文化史など幅広い領域の科目群を用意し、学生の多彩な興味・関心に応えます。
●各領域の専門科目群と、領域横断的な科目群を組み合わせたカリキュラムを編成。高度な専門性を磨くと同時に幅広い問題意識を養います。
●現代の多様な文化や過去の文化を、現場にでかけて実地に学ぶフィールドワーク科目を用意しています。
どんな学科?
人間と動物の違いは何だと思いますか? いろんな回答が考えられますが、人類文化学科では例えばこう答えます。「違いは、文化の有無である」と。
人間は、自分でつくり出した文化的な環境の中でしか暮らせない生き物です。文化は歴史とともに大きく変化し、地域ごとに豊かな多様性を開花させてきました。また同時に、どこへ行ってもどの時代でも変わることのない本質的な特性も備えています。このような文化の多様性や共通性を長い時間軸や地球的な視野でとらえたり、文化をつくり出さずにいられない人間そのものについて徹底的に考えてみることが、いま求められています。民族紛争や環境破壊などの今日的な問題も、人間が生み出したものである以上、文化を抜きにして解決策を考えることはできないからです。
人類文化学科では、人間の思想や営みに対して、主に哲学・文化人類学・考古学の面から取り組みます。人間とは何か、知識とは何かといった根本的な問いについてじっくり考えたい人にも、発掘調査などで各地を歩き回りたい人にも、多様な興味に幅広く応えることができます。「人類」「文化」の名がつく学部・学科の中でも大変ユニークな存在と言えるでしよう。
異文化を理解し共感できるセンスや将来あるべき文化的環境を提案できる創意性など、国際化・情報化に代表される激変の時代に不可欠な能力を養います。また、周囲の状況に振り回されることなく自分なりの視点で事象をとらえ、徹底的に考え抜くことのできる力量を備えた、時代が求める人材の育成を目指します。
履修モデル
哲学人間学コース
科学技術で生命を操作するのは正しいことなのか。コンピュータは心をもち得るか。私たちは今どう生きるべきなのか……このような根本的な問題に取り組みます。哲学(認識論や倫理学)を中心に、言語学・技術論なども援用して、文化の主体である人間の本性を解き明かします。
文化人類学コース
人間は、地域や集団が異なると違った文化をつくり出します。民族間の紛争などが絶えない今日、私たちには文化の違いを乗り越えて、互いに人間としてつきあえる柔軟な姿勢が必要です。文化人類学を学び、このような時代が求めるセンスを養います。
考古学・文化史コース
例えば環境問題は今突然に起こったことではなく、数百万年にわたる人類の営みの結果にほかなりません。過去を学ぶことは、今日的な問題の解決の糸口を与えてくれます。考古学・文化史を学び、過去から未来までを見渡す長期的な視点を養います。
想定される主な進路
●中学校・高等学校の社会科・地理歴史・公民教諭
●NGO(民間の国際協力機構)で地域開発に携わるスタッフ
●博物館・埋蔵文化財センターの学芸員・研究員
●国や地方自治体などの文化事業に関わる企画・推進部門
●各種企業(特に生活・文化・教育に関わる産業)の企画部門
●大学院への進学
取得可能な資格●中学校教諭一種(社会)
●高等学校教諭一種(地理歴史・公民)
●博物館学芸員
●司書・学校図書館司書教諭など
アクセス総数
学外アクセス数
since 2000/11/15.