南山大学 社会倫理研究所

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社会倫理研究所2012年度シリーズ懇話会「3.11以後何が問われているのか」第4回懇話会開催のお知らせ

下記の通り懇話会を開催致しますので、ご案内申し上げます。 参加は自由(無料)です。 出席されます場合は、事前に下記連絡先までご連絡いただけると幸いです。当日参加でも結構です。
日時 2012年6月9日(土) 15:00〜
場所 南山大学 名古屋キャンパス J棟1階特別合同研究室(Pルーム)
 アクセスについてはこちらをご利用下さい。
第4回テーマ 私たちにとっての復興 "考える/動く"
全体趣旨 2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故は、日本に住む人々に大きな衝撃を与えました。そして3・11以後の現在、これまでの社会の在り方、生き方、それらを根底で支えてきた価値観そのものが問い直されています。では、それらを具体的に考えていくとき、実際に私たちはどんな問題にぶつかるのでしょうか?何が具体的に問われているのでしょうか?どのような新しい道を探ることができるのでしょうか?このシリーズ懇話会では、科学技術、エネルギー、復興という三つの観点に連なるさまざまな分野から研究者をお招きして、ポスト3・11を考えていきます。
演題 震災復興の<精神>―関東大震災の経験と東日本大震災の課題
講師 鏑木政彦(かぶらぎ・まさひこ)(九州大学大学院比較社会文化研究院 教授)
趣旨

震災復興の新しい構想がうちだされつつある。それは被災後の社会の「善きあり方」を探る試みでもある。だが何が社会の「善きあり方」であるのか、私たちは注意深く考えていく必要があるだろう。例えば海岸沿いの高速道路が、震災時の津波に対し防波堤の役割を果たしたという事例を考えてみよう。この一事を万事として、高速道路建設を声高に主張するような事態は、果たして社会の「善きあり方」なのか。問題をすり替えているのではないだろうか。
 問題のすり替えを回避し、社会の「善きあり方」を探求するためには、そもそも「復興とは何か」を再考することが求められる。そしてそれは同時に「何を復興するのか」つまり「失われたものは何か」を考えることでもある。本報告では、1923年の関東大震災後において復興の言説がどのようにして語られたのかをふりかえり、それとの対比において、3.11後の復興言説の特質を分析する。

講師紹介

鏑木政彦

《略歴》
東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒業
東京大学大学院法学政治学研究科政治専攻単位取得満期退学
博士(法学)
《専門領域》
政治思想史
《主要著作》
『ヴィルヘルム・ディルタイ──精神科学の生成と歴史的啓蒙の政治学』九州大学出版会,2002年2月。
主催 南山大学社会倫理研究所
連絡先 南山大学社会倫理研究所
〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18
Tel: (052)832-3111(内線3413,3414)
Fax: (052)832-3703
E-mail: sharink@ic.nanzan-u.ac.jp
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