練尾毅教授

 わたくしは,シュリーマンの『古代への情熱』(岩波文庫),ソシュールの『一般言語学講義』などに魅せられて,コトバに興味をもつようになりました.大学の学部では,「国際関係」コースにいましたが,言語学とフランス語の文法のほかに,特に英語の音声学と音韻論をまなびました。
 大学院では「ロマンス系言語専攻」に所属し,イタリア語,スペイン語,フランス語などの源であるラテン語(民衆の話す「俗ラテン語」)に興味をもちました。
 フランス留学中には,学校文法(「規範文法」)から逸脱した「生きた」フランス語に接し,社会言語学的な観点からフランス語の「話しことば」の諸相を調査・研究するようになりました。
 現在は,主にフランス語の時間表現(現在時制,過去時制,未来時制など),能動文と受動文,話し手の心的態度を表す「モダリティ」および「ムード」といったテーマに興味を持ち、仏英対照言語学的観点から研究を行なっています。

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