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アジア・太平洋研究センター

Nanzan University : Center for Asia-Pacific Studies

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アジア学科共催
『ジャワ文化の夕べ』

 

▲ガムラン演奏をするエクステンションカレッジの受講生の皆さん

 

日 時 :  2006年7月1日(土)
場 所 : 南山大学名古屋キャンパスM1教室

プログラム :  

1.ガムラン演奏 演奏指導 風間純子 氏

         (中京女子大学助教授)

2.ジャクジャカルタ・歴史と文化(スライド上映)

                小林 寧子 氏(南山大学教授) 

3.ジャワ宮廷舞踊ジャクジャカルタ式

       采女 直子 氏 (舞踊家)

4.スンダ(西ジャワ)の伝統舞踊

      Rike Edyana Supit 氏 (舞踊家) 

5.ジャワ歌謡

      インドネシア留学生協会名古屋支部

     


5月下旬に地震に見舞われた中部ジャワのジョクジャカルタ一帯はヒンドゥー・仏教の影響を受けた古代ジャワ文化が開花した地域です。ユネスコの世界遺産に指定されたボロブドゥール寺院やプランバナン寺院があり、日本人観光客も多く訪れる地です。そのように日本人にとってもなじみがあるせいか、イベントには130名もの来場者があり、一般の方の姿が多かったです。

オープニングはガムラン(青銅でできた打楽器)の演奏でしたが、演奏するのは南山大学エクステンションカレッジの受講生の皆さん。初めて生のガムランを聞いた学生が「空気が違う」というため息をもらしました。ジョクジャカルタの町の成り立ちと発展が説明されたあと、「ジャワ宮廷舞踊ジョクジャカルタ式」の代表的演目「サリ・トゥンガル(花髄集)」が披露されました。優雅な動作で静謐に演じられる舞の中に高い精神性が感じられ、会場が静まりかえりました。続くスンダ(西ジャワ)の部用「カンダガン」は対照的にダイナミックな演技で会場を沸かせました。最後はインドネシア留学生によるジャワ歌謡でしたが、明るく優しい歌声がすっかりインドネシアにいる気分にさせてくれました。そのような観客の気持ちが伝わったのか、祖国での地震被災に心を痛めていた留学生も舞台に立って嬉しそうでした。

従来の大学のイベントでは見られない小さなお子さん連れの方も多かったです。お子さんの声もガムランの声が包んでいく感じでした。誰か来ても受け入れるのが「ジャワ」。そのようなジャワを満喫する市民交流、国際交流となったひとときでした。(文責:小林寧子)



▲Rike Edyana Supit氏と采女直子氏


▲スンダ(西ジャワ)の伝統舞踊

▲インドネシア地図とバティック(ジャワ更紗)

 

▲チャンティン(バティック工具)

▲ワヤン・ゴレック(ワヤン人形)

▲インドネシア留学生の皆さん


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